株式会社TATERUと子会社の株式会社TATERU bnbは8月30日、IoTで民泊施設をスマート化する「bnb kit」を導入したIoT民泊アパート「TATERU bnb」の第12号から15号の物件を福岡市で開発開始したことを公表した。いずれも2018年冬頃のサービス開始予定だ。
TATERU bnb社は「TATERU bnb」の開発・運営をはじめとして「bnb kit(スマートロック・チェックインパッド・TRIP PHONE)」の開発・レンタルなど、IoTを活用した民泊運用サービスを提供している。
今回、IoT民泊アパート「TATERU bnb」第12号物件として開発される「TATERU bnb YOSHIZUKA 04」は福岡市博多区吉塚に所在する、木造1棟6部屋、1部屋面積22.61㎡からの物件。第13号物件として開発される「TATERU bnb TAKAMIYA」は福岡市南区高宮に所在する、木造1棟8部屋、1部屋面積22.53㎡からの物件。第14号物件として開発される「TATERU bnb CHIYO 02」は福岡市博多区千代に所在する、木造1棟6部屋、1部屋面積22.77㎡からの物件。第15号物件として開発される「TATERU bnb TOJIN-MACHI 02」は福岡市中央区唐人町に所在する、木造1棟6部屋、1部屋面積21.68㎡からの物件だ。
宿泊可能人数は12、13、15号物件が1部屋4人、14号物件が1部屋4人からとなっており、時期によって金額は異なるものの、1部屋料金税抜平均13,000円~15,000円という設定で宿泊を受け付ける。
TATERU bnb社企画のIoT⺠泊アパートは、FIT(Foreign Independent Tour)のニーズにも対応する新しい形の⺠泊施設だ。FITの形態での旅行を好むユーザーは、移動や宿泊コストを抑え、食事や観光などの体験型サービスを重視する傾向がある。また、今回開発される各物件は、1室4名まで宿泊することができることから、安価に宿泊したいファミリー層や学生グループなどの利用も見込める。さらに、旅⾏者向けIoTデバイス「TRIP PHONE」をゲストに貸し出すことで、24時間対応のチャットコンシェルジュを通じたレストラン予約や交通案内、観光案内などに対応し、快適な旅を支援している。
TATERU bnb社は今後も複数の施設の立ち上げを予定している。現在同社が取得中のビッグデータを活用した各種のソリューションの開発と提供にも引き続き期待だ。
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(Livhubニュース編集部)
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