and factory(アンドファクトリー)株式会社は8月30日、国内最大規模のアクティビティ専門予約サイト「アクティビティジャパン」を運営する株式会社アクティビティジャパンと、体験観光サービスの提供においてサービス連携したことを発表した。これにより、and factoryが提供するホテル・旅館向け客室内タブレットサービス「tabii(タビー)」において、アクティビティジャパンが提供する体験型観光プランの予約が可能となる。
「tabii(タビー)」は、ホテル・旅館向けに2018年5月よりand factoryが提供している、月額無料の客室内タブレットサービスだ。ゲストは「tabii」を利用することで、ホテル周辺の観光やグルメなど各々のニーズに応じた情報を得られるほか、室内でエンタメ動画を楽しむことができる。また、宿泊施設からのお知らせの掲載やチャットボットによるゲスト対応の機能も搭載されているため、宿泊施設のスタッフの業務を軽減することができる。
すでに「tabii」は、and factoryが展開しているスマートホステル「&AND HOSTEL」をはじめ、H.I.S.ホテルホールディングスが展開する「変なホテル」ブランドなど、全国のさまざまな宿泊施設に導入されている。
一方、アクティビティジャパンは、日本全国に点在している魅力溢れる地域資源や自然を生かした体験プランをウェブ上で簡単に検索・予約ができる、国内最大規模のアクティビティ専門の予約サイトだ。アウトドア・アクティビティだけでなく、日本の心を学べる伝統文化体験、ものづくり体験、ガストロノミーツーリズム、グリーンツーリズムなど、日本全国約4,000提携事業者、15,000プラン、多言語でのサービスも展開している。
このたびの連携により利用者は、「tabii」を利用して「アクティビティジャパン」が提供する日本全国のアウトドアアクティビティ・伝統文化体験・ものづくりなどのレジャー情報を簡単に検索・予約することが可能となる。同サービスの初導入先は、9月1日開業の「変なホテル東京 浅草田原町」だ。
リクルートじゃらんリサーチセンターの「訪日外国人 観光体験需要調査」によると、インバウンド観光客が訪日旅行で経験・実施したことは、「自然景観」「リフレッシュ」「神社・仏閣」が上位を占めていた。このことからも、インバウンド観光客の旅ナカでのコト消費のニーズが高まっていることが伺える。このたびの連携により、訪日外国人がこれまで以上に日本のアクティビティや伝統文化にふれる機会が増えることで、日本での旅の満足度を高めることができるだろう。
「tabii」のほか、宿泊管理システム「innto(イントゥ)」の提供など、IoTを用いて宿泊業界でさまざまなイノベーションを起こしているand factory。同社のサービスが拡大することで、宿泊者の利便性はもちろん、宿泊事業者の業務軽減や人材不足という業界が抱える大きな課題の解決に寄与することを期待したい。
【サービスサイト】tabii
【サービスサイト】アクティビティジャパン
【参照サイト】変なホテル東京 浅草田原町
【参照ページ】訪日外国人 観光体験需要調査
(Livhubニュース編集部)
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