テント、古民家、キャンピングカー、民宿。ホテル以外のワーケーション滞在施設アイデアを紹介

ワーケーションの滞在先としてぱっと頭に浮かぶのはホテルかもしれません。しかしそれ以外にも多くの選択肢が実はあるのです。今回は、そんな多種多様なワーケーションの滞在先を7つ紹介します。

ワーケーションの滞在施設7選

キャンピングカー

はじめに紹介するのは、キャンピングカー。車を停める場所さえ確保できれば、自分の好きなところへ移動して、寝る場所の心配をせずにワーケーションできるのが特徴です。自然豊かなエリアやオートキャンプ場でも、テントを張る手間なく車内で快適に過ごせます。好きな場所に車を停め、車窓から海や山など気持ちの良い景色を眺めながら仕事ができるなんて最高ですよね。

キャンピングカーにはいくつか種類があり、一番大きいバンコンとキャブコンタイプは生活電源とサブバッテリーが搭載されているため、パソコンや周辺機器も使用可能。ただし、Wi-Fi環境は自身で整える必要があるため、ポケットWi-Fiを持参するとよいでしょう。

キャンピングカーのレンタルや車中泊スポットの予約には「Carstay」がおすすめ。周辺で体験できるアクティビティの予約も可能です。キャンピングカーワーケーションをしてみたい方は、サイトを覗いてみてはいかがでしょうか。

テント

アウトドアがお好きな方におすすめなのが、テントでのワーケーションです。キャンプ場の中には、一部にWi-Fi環境を整えていたり、仕事に必要な周辺機器を貸し出しているところもあるため、テントの中では仕事に集中し、終わったら一歩外に出て焚き火やBBQなどをしながらキャンプを楽しめるのも魅力の1つです。

キャンプ場の検索は、キャンプ場検索・予約サイトの「なっぷ」が便利。全国のキャンプ場やコテージやバンガローといった施設も予約が可能。場所によって整えている環境が異なるため、事前の確認やポケットWi-Fiなどの準備をしておきましょう。

古民家

古民家とは、目安として建築から50年以上経過した民家のことを指し、その土地の気候や風土が色濃く反映されているのが特徴です。「田舎のおばあちゃんち」のような、昔ながらの古民家で、歴史の流れを感じながらゆったりと仕事ができることが魅力です。

古民家でワーケーションをしたい方は、「STAY JAPAN」や「じゃらん」、「楽天トラベル」といったサイトで、「古民家」とキーワード検索するとよいでしょう。予約の際に、机や椅子、Wi-Fiなど仕事環境が整っているのかの確認が大切です。滞在先に合わせて、持ち物などを工夫するとよさそうです。

農家民宿

農家民宿とは、その名の通り、農家を営んでいる方が自宅などの施設を利用して運営している民宿です。旅館やホテルなどの洗練されたサービスはない代わりに、その家のお父さんやお母さんのさりげないおもてなしが受けられるのも魅力の1つ。気取らない家庭の味や畑で採れた新鮮な食材、その土地ならではの郷土料理などが楽しめ、ほっとする料理が味わえるのも農家民泊ならでは。

仕事の合間に縁側で一息ついたり、自然の音や鳥のさえずりを聞きながら自然を感じたりと、人と自然のあたたかさに心も体も癒やされ元気を充電できるでしょう。

古民家でのワーケーションをしてみたい方は、「里の物語」を覗いてみるとよいでしょう。全国の農家民泊、農産物直売所、農家レストラン、廃校活用施設などの施設情報や農業体験などの検索と予約ができます。農家民宿でワーケーションをしてみたい方は、検索してみてはいかがでしょうか。

ゲストハウス

ゲストハウスとは、共用リビングがあるシェアする旅の宿のこと。ホテルや旅館とは異なり、宿泊者同士や宿のスタッフ、地域の人など、他者とのつながりを重視した共用空間がある宿を指します。ゲストハウスでワーケーションをする最大のメリットは宿泊者や現地の地域の人ともコミュニケーションが楽しめること。他業種の人との新たな出会いや関わりを持つことで、新しいアイデアや仕事のヒントなども得られるかもしれません。また、仕事終わりにはゲストハウスの客人同士で周辺を散策したり、施設内で食事をとったりと、コミュニケーションも生まれそうです。

ゲストハウスの検索をするなら、「FootPrints」がおすすめ。全国に点在するゲストハウスの情報を発信するwebマガジンです。全国のゲストハウスの情報や予約などができます。このサイトの運営者が実際に現地を訪れたうえで、紹介しているので、生きた情報とともに行ってみたいゲストハウスに出会うことができます。

民泊

民泊とは、住宅の全部または一部を活用して、宿泊サービスを提供することを指します。民泊は、洗濯や料理といった、暮らせる環境が整っているので、長期滞在にもぴったり。仕事の合間にゆっくり散策を楽しんだり、家主とのコミュニケーションを楽しんだり。「その土地で暮らす」ような、日常に近い体験ができるのが特徴です。
日本に民泊という言葉が浸透するきっかけとなった世界最大手のバケーションレンタルサービス「Airbnb」は、日本だけに留まらず、全世界の民泊を見つけられるのが特徴。滞在先だけでなく、周辺で体験できるアクティビティも予約することができます。

多拠点居住サービス(ADDress)

多拠点居住サービスとは、全国各地にある居住施設を定額で利用できるサービスのこと。自宅にいるように、料理、洗濯、掃除を行い、期間中はその物件で暮らすように滞在ができます。

ADDress」は、月々4.4万円で全国の180ヶ所以上の登録拠点に、どこでも定額で利用することができるサブスクリプション型の多拠点移住サービスです。全国各地の拠点で、その土地ならではの景色を見たり、周辺に暮らす人たちと交流したりすることができます。

各拠点には基本的にリモートワークのしやすい環境が整っているので、安心して仕事ができます。全国のADDressユーザーと関わりながら、魅力的なワーケーションが楽しめそうです。

心惹かれる施設でワーケーションしてみよう

   
キャンピングカーやテント、ゲストハウスなど。あなたはどんな場所で、どんなワーケーションをしてみたいですか?いま心惹かれるところへ、早速出かけてみましょう。