消費する旅から創造する旅へ。「泊まれる出版社」こと真鶴出版のもてなしが生む「旅と移住の間」
長い自粛期間を耐えた地方の観光業界にも少し明るい兆しがみえてきたが、まだ厳しい状況は続いている。
そこで注目されているのが、従来型の観光にありがちな一つの施設で完結するのではなく、まち全体を宿と捉えて観光客をもてなす「まちやど」。
これからの地方の観光業が持続し、訪れる人も地元の人も豊かにするような旅のあり方とは?
そのヒントが「まちやど」にはあるのではと考え、今回は神奈川県真鶴町の「まちやど」と呼ばれる宿の一つ、真鶴出版を訪れた。