東武鉄道株式会社と金谷ホテル株式会社は11月13日、現存する日本最古のリゾートホテル「日光金谷ホテル」と、日光国立公園内中禅寺湖畔の「中禅寺金谷ホテル」の両ホテルに新たにワークルームを新設し、新しいライフスタイルを提案する「ワーケーションプラン」の提供を開始したと発表した。
このたびの事業は、豊かな自然を有する日光国立公園にてワーケーションを実施することで、日光国立公園の魅力を多くの人に体感してもらうことを目的に、環境省の国立公園ワーケーション推進事業費を活用して実施する。
ワーケーションプランを提供するホテルの1つである「日光金谷ホテル」は、創業147年の日本最古のリゾートホテルとして知られている。新設された約60平米、収容人数10名のワークルームには、新たにプロジェクターやワークデスクを設置。歴史情緒あふれるクラシカルな雰囲気を感じながら、快適にコワーキングやミーティングを行えるのが魅力だ。また、ゴルフ場「日光カンツリー倶楽部」の予約や、冬期はホテル内リンクにてスケートなどが楽しめるなどアクティビティも充実している。プランは10名利用の場合、平日2泊3日で217,000円。個人利用の場合、料金は異なる。
もう1つの「中禅寺金谷ホテル」は、約30平米、収容人数3名とコンパクトながら、「日光金谷ホテル」と同様にプロジェクターやワークデスクなどの基本的な設備に加え、中禅寺湖に面する立地を活かしたテラスを持つワークルームを整備。また、トレッキングやフライフィッシング、スノーシューなどのアウトドアアクティビティプランも用意しており、仕事後も日光国立公園の雄大な景色と自然を存分に堪能できる。プランは3名(スタンダードツイン1室1名利用)で平日2泊3日利用の場合、116,000円だ。
東武グループは今後も、国・自治体・地元地域と連携し、日光エリアを世界唯一の「歴史・文化・自然が共生する国際エコリゾート」へ進展させていくよう努めていく姿勢だ。コロナ禍でインバウンドニーズが低迷するなか、このたびのワーケーションプランを通して、あらためて日光の魅力を再認識する機会が創出され、需要喚起につながることを期待したい。
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(Livhubニュース編集部)
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