株式会社構造計画研究所は10月16日、同社が日本での販売とサービスを提供するスマートロックの「RemoteLOCK」と、株式会社SQUEEZEが提供する宿泊運営管理システム「suitebook(スイートブック)」がシステム連携を開始したことを公表した。

「suitebook」は、民泊・ホテル・旅館などの宿泊事業者、代行業者、サービスアパートメント運営事業者向けの宿泊運営管理システムだ。suitebookの利用者は、物件の稼働状況や滞在者情報を一目で把握することができるほか、滞在者とのコミュニケーションをすべてsuitebook内から行うことができる。SQUEEZE社がホテル、民泊、旅館等、約1,000室を運営受託してきたノウハウと実務経験をもとに開発が行われており、10月時点で約2,000施設に導入されている。
一方、「RemoteLOCK」は、クラウドシステムから発行した暗証番号で開錠する仕組みのスマートロックだ。電源工事不要で遠隔管理でき、ワイヤレスかつ物理キー不要で運用できる。クラウド管理システムと連動することで遠隔かつ自動での鍵の受け渡しと返却、チェックアウト業務が可能となる。暗証番号は、宿泊するグループごとに異なるものを発行可、宿泊期間中のみ有効、チェックアウト時刻後は無効になり再入室ができないだけでなく、誰がいつどこに入ったかを確認できる履歴情報が保存される仕様となっており、セキュリティに配慮されている。開発元のLockState社は世界最大手の民泊仲介サイトである米国Airbnb社の世界でも数少ないグローバルパートナーとして認定されている。直近では10月17日(木)に大阪支社にて、また10月29日(火)には東京の本所新館と福岡支社にて「スマートロックを使った手軽な入室管理の提案」と題したRemoteLOCKに関するセミナーも行われる

suitebook イメージ
今回のシステム連携により、suitebook上で管理される予約情報に対してRemoteLOCKの暗証番号が自動で発行されるようになった。暗証番号は宿泊客ごとに管理され、チェックイン完了後にsuitebookに連動するチェックインサービスのタブレット画面上に表示される。10月現在、suitebookと連動しているチェックインサービスは楽天コミュニケーションズ株式会社のあんしんステイIoT、株式会社デバイスエージェンシーのエアサポタッチ、株式会社リクリエのtabiqだ。
宿泊施設をクラウドで管理することで、施設運営における管理業務の工数削減や人材不足の解消、宿泊者の満足度を落とさない快適な滞在を実現できる。すでに運営中の宿泊事業者だけでなく短期貸し事業の運営を検討している事業者等は、スムーズに新規事業を立ち上げることができる両サービスの導入を検討してみてはいかがだろうか。
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【セミナー申し込みページ】RemoteLOCKセミナー「スマートロックを使った手軽な入室管理の提案」
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【関連ページ】【民泊向け運用管理ツール】suitebook(スイートブック)
【サービスサイト】suitebook | 宿泊運営SaaS 「suitebook」
【コーポレートサイト】株式会社SQUEEZE
(Livhubニュース編集部)


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