楽天LIFULL STAYとtrivagoが連携。Vacation STAY掲載施設をtrivagoで検索可能に

楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAY株式会社と、宿泊施設比較サイト「trivago」を提供するtrivago N.V.は4月18日、民泊事業における施設の連携を同日開始したことを公表した。楽天LIFULL STAYが大手宿泊施設比較サイトと連携するのは今回が初となる。

これにより、楽天LIFULL STAYが運営する民泊・宿泊予約サイト「Vacation STAY」に掲載された日本国内の民泊施設や簡易宿所を「trivago」上で検索・比較することが可能になる。まずは国内の「trivago」ユーザーに向けてサービスの提供を開始し、将来的には国外のユーザーも対象とする予定だ。

「Vacation STAY」は、現地のホストと交流できる宿泊施設や宿坊、別荘、そして楽天LIFULL STAYが開発した戸建やコンドミニアム、ホステルといった幅広いタイプの宿泊施設などを揃え、国内旅行における多彩なニーズに対応している。一方の「trivago」は世界400以上の予約サービスと提携し、190か国以上の宿泊施設の料金を比較できる世界有数の宿泊施設比較サイトだ。

今回の連携について、trivago常務取締役・最高売上責任者であるヨハネス・トーマス氏は「これまで以上に旅行者は民泊施設を宿泊先の選択肢の一つとして検討し始めています。全世界のtrivagoユーザーにリーチすることで、楽天LIFULL STAYはターゲット層に効果的にリーチすることができるでしょう。民泊施設のオーナーは国内外の幅広いユーザーへのリーチが増え、民泊における需要を高めることで利益を得ることができるでしょう」とコメントしている。

両社は今回の連携をとおして、国内の旅行者へ民泊利用の選択肢を積極的に提案し、幅広い宿泊ニーズに応えるサービスを提供するとともに、今後は世界各国・地域から日本を訪れる旅行者も対象にしていく方針だ。

【サービスサイト】Vacation STAY

(Livhubニュース編集部)

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