株式会社エアホストは4月18日、同社が提供するクラウドサービス「AirHost PMS」において、利用者の自社システム(PMS)との連携を可能にする「AirHost API for PMS」の提供を開始したことを公表した。
「AirHost API for PMS」を利用すると、宿泊施設が独自に開発・使用しているシステムをAirHost PMSに接続し、予約情報を相互に連携することができるとともに、AirHost PMSが提供していない機能を独自に開発することができるようになる。なお、「AirHost API for PMS」は、施設・予約情報の取得、予約情報の更新・作成が可能だ。
同社は今回新たなサービス提供を開始した背景として、インバウンド増加に伴うホテル、旅館、民泊などの宿泊施設の需要の高まりを受け、外資系ホテルや異業種からの新規出店拡大などが生じていることをあげた。新規プレイヤーの参入により激化する宿泊業界の競争のなかで、各施設がシステム面でも独自性をアピールできるよう、「AirHost API for PMS」を自社システムの補強や拡張も含めて活用してもらいたい考えだ。
AirHost PMSは、各チャネルを一括管理するサイトコントローラー機能と、予約やリスティング管理をするPMS機能の両方を備えた、オールインワン型のクラウドサービス。同社が提供する「AirHost チェックインソリューション」とあわせて利用することで、住宅宿泊事業法・旅館業法等で求められる宿泊ゲスト名簿の収集や管理、本人確認をシステム上で一括管理できる。
すでにAirbnb、Booking.com、Expediaなどの宿泊予約サイトと連携しているほか、サイトコントローラーの 「ねっぱん!」やチェックインタブレットの「エアサポタッチ」といった民泊運営に役立つサービスとも連動し、これまでに約9,000件の導入実績がある。1か月の無料トライアル期間も設けられており、初期セットアップにあたっては、ビデオチャットでの無料サポートも利用できる。集客力・稼働率向上と運営工数削減の双方を実現したい宿泊施設オーナーは、AirHost PMSの導入を検討してみてはいかがだろうか。
【サービスサイト】AirHost PMS
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(Livhubニュース編集部)


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