株式会社テレコムスクエアは12月16日、同社が展開するARナビゲーションアプリ「PinnAR(ピナー)」が同日より、株式会社ファーストキャビンが運営するFIRST CABIN全施設にて、ホテルまでのルートを案内するツールとして採用されたことを公表した。
PinnAR(ピナー)はAR(拡張現実:Augmented Reality)技術を搭載したナビゲーションアプリだ。スマートフォンのカメラを通して見える実際の風景に目的地までの案内ルートを表示することで、ゲストが簡単に目的地までたどり着けるようサポートする。その他の機能として、ゲストが言葉を読めない、入力できない場合に役立つ、印刷物や看板などの文字情報をカメラで読み取ってテキスト化する「文字スキャン(OCR)機能」、現在地周辺の施設を検索できる「周辺スポット機能」、現在地周辺のお店で使える「クーポン機能」などを搭載する。対応言語は、日本語、英語、繁体字、簡体字、韓国語の5か国語。
※PinnAR(ピナー)使用イメージ動画。音声はありません。このたびPinnARを導入した「FIRST CABIN」は「コンパクト&ラグジュアリー」をコンセプトに、12月時点で全国に26施設展開する、飛行機のファーストクラスをイメージしたキャビンスタイルのホテルだ。宿泊施設はPinnARを導入することにより、旅客が土地勘のないところで道に迷う不安を軽減することができるため、宿泊施設の満足度向上につなげることができる。株式会社ゼンリンの「地図利用実態調査2016」によると、80%以上の日本人が道に迷ったことがあるとの結果も出ている。宿泊施設はホスピタリティ向上の施策の一つとして導入を検討してみてはいかがだろうか。
なお、PinnARは、2020年2月18日から21日まで幕張メッセにて、ホテル&レストランショーと同時に開催される「インバウンドマーケットEXPO2020」に出展予定だ。
【ウェブサイト】PinnAR(ピナー)
【関連ページ】【ARナビゲーション】PinnAR(ピナー)
(Livhubニュース編集部)
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