楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAY株式会社は、同社が展開する宿泊施設ブランド「Rakuten STAY」で初となるガレージハウス型宿泊施設「Rakuten STAY MOTEL」を栃木県と千葉県にそれぞれ開業した。
「Rakuten STAY MOTEL」は、「ガレージハウス」をコンセプトとし、さまざまな用途で利用できるビルトインガレージや、施設に隣接する駐車場が組み込まれたデザインが特徴の宿泊施設だ。家族や友人とのグループ旅行の際、ドライブやツーリングをしながら、観光やアクティビティを楽しめるように設計されている。
各施設、ガレージを建物の中に組み込んでおり、愛車と旅を楽しむための工夫が施された「コンセプトルーム」1部屋と、宿泊施設に隣接した駐車場を利用できる「スタンダードルーム」を備えている。
「コンセプトルーム」に備えられたガレージでは、天候や人目を気にせず自動車の乗り降りや荷物の積み降ろしができるほか、アクティビティで使用する機材のメンテナンスなどさまざまな作業ができる。さらに、ガレージ横には特大ガラスで仕切られた和室があり、宿泊者は愛車を見ながら、ゆったり過ごすことができる。
また、2階には広々としたダイニングや調理器具と食器を備えたカウンターキッチン、半露天風呂、電気式バーベキューグリルが付いたテラス、クイーンサイズベッドとプロジェクターが用意された寝室など、非日常を体感できる設備も整っている。そのほか、1フロアの「スタンダードルーム」には、琉球畳を敷いた和室や調理器具と食器を備えたカウンターキッチン、ベッド、ソファー、プロジェクターが設置されたダイニング兼寝室、半露天風呂、電気式バーベキューグリルが付いたテラスがコンパクトに配置されている。
宿泊者が安心して過ごすことができるよう、セキュリティにも配慮され、楽天コミュニケーションズが提供する「あんしんステイIoT」と「スマートロック」を導入している。これにより、宿泊者は「あんしんステイIoT」と「スマートロック」を利用し、タブレット端末を活用した無人チェックイン・チェックアウトや、暗証番号による入退室が可能だ。
12月15日に栃木県に開業したのは「Rakuten STAY MOTEL 日光鬼怒川」。鬼怒川温泉駅より徒歩約10分、鬼怒川温泉の中心地に位置し、日光周辺のドライブや観光とあわせて利用するのに便利な立地だ。全客室のテラスに備えられた半露天風呂には人工温泉供給システムを導入し、ドライブやツーリング後にゆっくり体を休めることができる。部屋数はコンセプトルーム1室、スタンダードルーム10室の全11室、定員はコンセプトルームが7名、スタンダードルームが5名。宿泊料金は1室1泊コンセプトルームが17,500円(消費税・宿泊税・手配手数料込)から、スタンダードルームが13,500円(消費税・宿泊税・手配手数料込)からとなっている。
また、12月20日に千葉県に開業したのは「Rakuten STAY MOTEL 九十九里浜片貝」。九十九里ICより車で約10分、東京からのアクセスがよく、海水浴シーズンだけでなく1年を通じてサーファーに人気の千葉県片貝に位置する。駐車場横にはシャワーブースを完備し、マリンスポーツや海水浴の後に海水や砂を落として室内に入ることができる。一部の客室はペットも同伴でき、外の駐車場横にペット専用の足洗い場も備えている。部屋数はコンセプトルーム1室、スタンダードルーム6室の全7室、定員はコンセプトルーム7名、スタンダードルーム5名。同施設も宿泊料金は1室1泊コンセプトルームが17,500円(消費税・宿泊税・手配手数料込)から、スタンダードルームが13,500円(消費税・宿泊税・手配手数料込)からとなっている。
【ウェブサイト】楽天LIFULL STAY株式会社
(Livhubニュース編集部)
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