メトロエンジン株式会社は1月14日、同社が提供するGoogleホテル広告を含むメタサーチに掲載可能な予約エンジン「メトロブッキング」と、手間いらず株式会社が運営する宿泊予約サイトを一元管理できるサイトコントローラー「TEMAIRAZU(手間いらず)」がシステム連携を開始したことを公表した。
今回の連携により、宿泊施設は「メトロエンジン」とTEMAIRAZUを併用することで、TEMAIRAZUから料金や在庫を自社サイトへ、また予約情報を自社サイトからTEMAIRAZUへ連携することが可能となり、自社サイトと他の販売チャネルをTEMAIRAZUで一元管理することが可能となる。
メトロブッキングは、Googleホテル広告を含むメタサーチに掲載可能な自社予約エンジンだ。宿泊施設がメトロブッキングに宿泊情報を登録すると、利用者がホテルを検索をした際にGoogleホテルの広告上で「公式サイト」として料金が表示され、直接予約を獲得することができる導線を確保することができる。また、メトロブッキングにはGoogleホテル広告への掲載仲介機能だけではなく、自社料金よりも安いOTAを感知した場合に自動で料金の調整を行う機能があり、自社予約をもっとも安く販売することで、予約獲得率を向上させる効果が見込める。さらに、メトロエンジン社がビッグデータを活用した広告運用とSEO対策を代行する。宿泊施設は「メトロブッキング」を利用することで、自社サイトからの予約を増やし、OTAへの手数料を抑えることが期待できる。
一方、メトロブッキングと連携した「TEMAIRAZU」シリーズは、国内宿泊施設向けに複数の宿泊予約サイトの一元管理を行う基本機能と、予約情報の高速取得やイールドマネジメント機能等を備えたASPシステムだ。宿泊施設は「TEMAIRAZU」シリーズを利用することで、一括で在庫と料金のコントロールができ、収益を上げるとともにコスト削減が可能となり、利益の最大化を図ることができる。
メトロエンジン社は、ホテルや各業界向けにダイナミックプライシングのサービスや独自のデータに基づいた需要予測サービスを提供している。現在のサービスラインナップは、「メトロブッキング」のほか、リアルタイムのビックデータから人工知能・機械学習を活用し客室単価を導くレベニューマネジメントツール「メトロエンジン」や、施設運営に必要となる競合施設の価格や口コミ分析機能、イベント情報の収集、開業予定の施設情報などの機能が一つにまとまった競合調査ツール「メトロエンジン ベーシックプラン」、競合・市場調査に必要となる膨大なビッグデータを市区町村、都道府県、指定エリアなどから瞬時に検索することができる「リサーチプラン」、民泊など物件の短期貸し出しに対応したクラウド管理ツール「民泊ダッシュボード」、短期賃貸物件のウェブ掲載から契約まで一元管理できるクラウドツール「マンスリーエンジン」、ホテル特化型メディア「HotelBank」など。
集客手段の見直しを検討している民泊・宿泊事業者はメトロエンジン社の提供するサービスもあわせて利用を検討してみてはいかがだろうか。
【サービスサイト】メトロブッキング
【コーポレートサイト】メトロエンジン株式会社
【コーポレートサイト】手間いらず株式会社
(Livhubニュース編集部)
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