アプリではじめるIoTアパート経営「TATERU Apartment(タテルアパートメント)」の開発・運営を行う株式会社TATERUと子会社の株式会社TATERU bnb(以下、TATERU bnb社)は5月16日、IoTで民泊施設をスマート化する「bnb kit」を導入したIoT民泊アパート「TATERU bnb」第6号から9号の開発開始を発表した。福岡市内にて2018年夏秋のサービス開始を予定している。
TATERU bnb社は「TATERU bnb」の開発・運営をはじめとして「bnb kit(スマートロック・チェックインパッド・TRIP PHONE)」の開発・レンタルなど、IoTを活用した民泊運用サービスを提供している。
今回、IoT民泊アパート「TATERU bnb」第6号から8号までの物件として開発される「TATERU bnb SUMIYOSHI Ⅰ」「TATERU bnb SUMIYOSHI Ⅱ」「TATERU bnb SUMIYOSHI Ⅲ」は、福岡市博多区住吉に所在する1部屋面積19.90㎡からの物件だ。また第9号の「TATERU bnb TOJIN-MACHI」は、福岡市中央区唐人町に所在する1部屋面積19.14㎡からの物件だ。
第6号から8号物件は木造1棟で6部屋、9号物件は4部屋を有し、宿泊可能人数は1部屋4人だ。時期によって金額は異なるものの、1部屋料金は税抜平均13,000円、4名宿泊時には1名あたり3,250円からという料金設定で宿泊を受け付ける。
TATERU bnb社企画のIoT⺠泊アパートは、FIT(Foreign Independent Tour)のニーズに対応する新しい形の⺠泊施設だ。FITの形態での旅行を好むユーザーは、移動や宿泊コストを抑え、食事や観光などの体験型サービスを重視する傾向がある。今回開発される各物件は、1室4名まで宿泊することができることから、安価に宿泊したいゲストの利用が見込める。さらに、旅⾏者向けIoTデバイス「TRIP PHONE」をゲストに貸し出すことで、24時間対応のチャットコンシェルジュを通じたレストラン予約や交通案内、観光案内などに対応し、快適な旅を支援する。
TATERU bnb社は、引き続き、ゲストや国内外の旅行者に対し快適な旅を支援、提供するほか、「bnb kit」を通じて蓄積されたデータベースを元にビッグデータを活⽤したIoT⺠泊運⽤における新たなソリューションの開発と提供を⾏う見通しだ。
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(Livhubニュース編集部)
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