IoT民泊アパート「TATERU bnb」第10号、11号物件、福岡市で開発開始

アプリではじめるIoTアパート経営「TATERU Apartment(タテルアパートメント)」の開発・運営を行う株式会社TATERUと子会社の株式会社TATERU bnb(以下、TATERU bnb社)は7月3日、IoTで民泊施設をスマート化する「bnb kit」を導入したIoT民泊アパート「TATERU bnb」第10号・11号を開発することを発表した。福岡市内にて2018年冬のサービス開始を予定している。

TATERU bnb社は「TATERU bnb」の開発・運営をはじめとして「bnb kit(スマートロック・チェックインパッド・TRIP PHONE)」の開発・レンタルなど、IoTを活用した民泊運用サービスを提供している。

bnb kit 概念図

今回、IoT民泊アパート「TATERU bnb」第10号物件として開発される「TATERU bnb MINOSHIMA」は、福岡市博多区美野島に所在する1部屋面積23.34㎡からの物件だ。また第11号物件として開発される「TATERU bnb CHIYO」は、福岡市博多区千代に所在する1部屋面積20.48㎡からの物件だ。

第10号、11号物件ともに木造1棟で4部屋、宿泊可能人数は1部屋4人。時期によって金額は異なるものの、10号物件は1部屋料金税抜平均13,000円、4名宿泊時には1名あたり3,250円から、11号物件は1部屋料金税抜平均12,420円、4名宿泊時には1名あたり3,105円からという料金設定で宿泊を受け付ける。

IoT民泊アパート「TATERU bnb」第10号・第11号物件

TATERU bnb社企画のIoT⺠泊アパートは、FIT(Foreign Independent Tour)のニーズにも対応する新しい形の⺠泊施設だ。FITの形態での旅行を好むユーザーは、移動や宿泊コストを抑え、食事や観光などの体験型サービスを重視する傾向がある。また、今回開発される各物件は、1室4名まで宿泊することができることから、安価に宿泊したいファミリー層や学生グループなどの利用も見込める。さらに、旅⾏者向けIoTデバイス「TRIP PHONE」をゲストに貸し出すことで、24時間対応のチャットコンシェルジュを通じたレストラン予約や交通案内、観光案内などに対応し、快適な旅を支援する。

TATERU bnb社は、引き続き、ゲストや国内外の旅行者に対し快適な旅を支援、提供するほか、「bnb kit」を通じて蓄積されたデータベースを元にビッグデータを活⽤したIoT⺠泊運⽤における新たなソリューションの開発と提供を⾏う見通しだ。

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(Livhubニュース編集部)

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Livhub 編集部

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