LiveFrontDeskが民泊・宿泊施設のフロント業務代行サービスを拡充、4言語に対応

遠隔コミュニケーションサービスの「LiveCall(ライブコール)」を運営するスピンシェル株式会社は6月4日、民泊やホテル・旅館などの宿泊施設のフロント業務に特化した「LiveFrontDesk(ライブフロントデスク)」のサービス内容を拡充し、英語・中国語・韓国語・日本語の4言語に対応した多言語コンシェルジュがフロント業務を代行することを公表した。今回のフロント業務代行サービスを活用することで、宿泊事業者は多言語対応可能なスタッフを抱えるコストやリスクを抑えつつ、安価に多言語で接客できる体制を整えることができるようになる。

LiveFrontDeskは、フロント業務を遠隔から行うことができる宿泊事業者向けプラットフォームだ。対面による本人確認や遠隔での接客をビデオ通話で行うことができるほか、写真やPDFといったファイルの送受信、周辺スポットの案内機能などを備えている。今回の多言語対応により、具体的に、多言語対応ができない宿泊施設はすべての対応を遠隔で行うことができるようになるほか、すでに多言語対応可能なスタッフを抱えている宿泊事業者の場合は一部の言語のみ、時間帯別に夜間のみや年中無休など、細かく対応する。そのほか、フロントとしての業務は、チェックイン・チェックアウト、設備案内、デリバリー手配代行、ランドリー手配代行、観光案内・交通案内などに対応する。

また、LiveFrontDeskは、iOS、Android、Windows、Macの各OSに対応していることから、普段宿泊施設で利用しているタブレットやスマートフォンや宿泊客の端末でも利用できる。ユーザー画面をカスタマイズすることができるため、宿泊施設の雰囲気に合わせたロゴやデザインに変更することで、宿泊施設のブランディングにも活用できる。

さらに、宿泊ゲストの位置情報を取得したうえで、現在地から目的地までのルート情報や、現在地周辺のおすすめスポット情報を送信する「ミニガイドブック」機能も搭載されている。オペレータースタッフが画面上からスポット情報を検索し、選択した複数のスポットをひとつにまとめてミニガイドブックとして宿泊ゲストに送信できる。それぞれのスポットには地図情報も含まれるため、ナビゲーションツールとして宿泊ゲストの旅行をアシストできる。

宿泊施設のフロント業務の無人化や多言語対応により、多くの外国人ゲストに対応したい事業者の方は、手持ちのタブレット端末やパソコンで手軽に利用できるLiveFrontDeskの導入を検討してみてはいかがだろうか。

【公式ページ】LiveFrontDesk

(Livhubニュース編集部)

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