株式会社レオパレス21と同社グループ会社の株式会社ウイングメイトは12月19日、同社保有のマンションタイプの物件3棟で、12月28日より同社初となる民泊の運営を開始することを公表した。民泊として運営するのは「レオパレス博多」の10戸、「レオパレスRX堤」の9戸、「レオパレスRX栄町」の2戸。住宅宿泊事業法下での民泊とマンスリー契約などの短期契約を活用して運用する。ゲストの募集にはAirbnbや楽天LIFULL STAY株式会社が提供する「Vacation STAY(バケーションステイ)」などの仲介サイトを活用する。
各施設の客室には、電子レンジ、冷蔵庫、テレビ、エアコン、ベッドといった家具家電のほか、パスコードによる開錠が可能なスマートロック、居室には、楽天コミュニケーションズ株式会社が提供する民泊運営支援サービス「あんしんステイIoT」を導入する。あんしんステイIoTを導入することで、ゲストはタブレット端末でスムーズに本人確認を伴うチェックイン・チェックアウト作業を行うことができる。また、ゲストはタブレット端末を使用することで、いつでもテレビ電話による滞在中の緊急の依頼や問い合せることができる。そのほかゲストが安心して施設を利用できるように、日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語の5か国語に対応した利用マニュアルも備える。
宿泊料の設定にはメトロエンジン株式会社が提供するレベニューマネジメントツールを導入する。これにより、リアルタイム・データに基づき、AIを用いて価格を算出することで、適正な宿泊料の設定を図る。また、レオパレス21は全国で約57万戸の物件を管理運営し、エリアごとに定期清掃や入居中の緊急対応を行う管理センターを設置しており、民泊運営についても管理センターのスタッフが宿泊者をフォローする。
レオパレス21は、インバウンド需要増に備え、2019年11月までに福岡県、神奈川県、愛知県、東京都、大阪府、奈良県にて、計15棟130戸の運営開始を目指す。
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(Livhubニュース編集部)
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