キーテクノロジースタートアップの株式会社ビットキーは7月1日、集合玄関に設置されているオートロックドアをスマートフォンで解錠できるbitlockシリーズの第2弾となる「bitlock GATE(ビットロック ゲート)」の販売を開始した。
「bitlock GATE」は、初期費用不要で、集合玄関のオートロック1ゲートあたり月額税別2,000円からの料金で利用できる機器だ。ボックス型、モジュール型の2種類を用意し、既存の物件に後付け可能となっている。1製品あたり1ゲートを管理でき、集合玄関のオートロックのみならず、たとえば、店舗の自動ドアやオフィスの電気錠、スマートロッカー、フラッパゲートにも対応する。
扉の鍵を、誰が、いつからいつまで、何回開けることができるかを設定できるbitlockシリーズの機能「ワンタイムチケット」を仲介会社に渡すことで、内見の際に必要だった鍵の受渡しや暗証番号での開閉が不要となり、人件費削減と業務効率化を図ることができる。そして、いつ、誰が、どの物件を解錠したかのログを確認することができるなど、セキュリティ面にも配慮されている。同社が4月に販売を開始してから2か月で5万台以上の販売実績があるスマートロック「bitlock LITE」とあわせて導入することで、部屋の鍵もエントランスの鍵もスマートフォンで解錠可能となる。
ビットキーは今後、各配送会社との提携を進め、昨今の再配達問題への解決策として、オートロックドア付き物件での「置き配(宅配の荷物をドアの前に置いてくるサービス)」対応を可能とすることにも貢献していく方針だ。
【サービスサイト】レジデンス向け | Bitkey Store(ビットキーストア)
【コーポレートサイト】株式会社ビットキー/Bitkey Inc.
(Livhubニュース編集部)
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