旅行事業などを手がける株式会社エボラブルアジアの子会社で、Airbnbの公式パートナーであるエアトリステイ社は6月14日、Airbnb向けワンストップサービスの全国展開へ向け、各地域の有力企業と業務連携することを公表した。これにより、同社は各企業とワンストップサービスのフランチャイズ契約を締結し、各地域で住宅宿泊事業の実施を企図する個人や法人に向け、ワンストップサービスを提供する。
連携するのは、中国・四国を中心とする株式会社あなぶきスペースシェアとモダンデコ株式会社、関西・九州を中心とする株式会社グランドゥース、沖縄を中心とするタマキホーム株式会社と中部興産株式会社、札幌を中心とする株式会社藤井ビルの6社だ。
エアトリステイは民泊仲介サイト世界最大手のAirbnbと提携し、民泊運用に必要となる法律上の手続きやリノベーション、物件のインテリアや家具のセットアップ、ゲストの集客・対応、清掃など一連の作業をすべて代行するサービスを提供している。
今回の連携により、同社はワンストップサービスをより幅広い地域で展開するとともに、各連携企業は、自社サービスとエアトリステイのワンストップサービスに含まれる要素を組み合わせ、それぞれの地域にいる民泊事業者に向けた最適なサービスを提供する。
また、今回の取り組みは、同日Airbnbが発表した産業横断型のパートナーシップ「Airbnb Partners」によるものであり、すでに広島県に本拠を置く家具通販大手のモダンデコとAPAMAN株式会社の関連会社である株式会社グランドゥースとの提携を別途公表している。
住宅宿泊事業法施行を機に始まったAirbnb Partnersによる数々の施策が、今後の民泊市場にどのような変化をもたらすのか注目したい。
【関連ページ】Airbnb、日本企業36社とパートナーシップを締結。民泊新法施行に合わせて新戦略を公表
【関連ページ】家具通販大手のモダンデコ、エアトリステイと提携。中四国エリアで民泊ワンストップ支援サービス提供へ
【関連ページ】APAMAN関連会社グランドゥース、エアトリステイと提携。西日本エリアで民泊ワンストップ支援サービス提供へ
(Livhubニュース編集部)
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