APAMAN株式会社の関連会社である株式会社グランドゥース(以下、グランドゥース)は6月14日、旅行事業などを手がける株式会社エボラブルアジアの子会社で、Airbnbの公式パートナーであるエアトリステイ社と業務提携し、Airbnb向けワンストップサービスで連携することを公表した。
グランドゥースはこれまで西日本を中心に200室を超える民泊施設を運営しており、2018年9月末には300室を達成する見込みで事業規模を拡大している。同社は本提携により、西日本エリアでの運営規模のより一層の拡大を進めるとともに、さらに高品質のサービス提供に努めるとしている。
一方のエアトリステイは民泊仲介サイト世界最大手のAirbnbと提携し、民泊運用に必要となる法律上の手続きやリノベーション、物件のインテリアや家具のセットアップ、ゲストの集客・対応、清掃など一連の作業をすべてワンストップで代行するサービスを提供している。
エアトリステイは同日、Airbnbが発表した産業横断型のパートナーシップ「Airbnb Partners」にも参画し、ワンストップサービスをより幅広い地域で展開するため、各地域の有力企業とサービスのフランチャイズ契約を進めることを公表していた。これにより、広島県に本拠を置く家具通販大手のモダンデコともフランチャイズ契約を締結している。
今後、エアトリステイと各企業との提携が進むことで、民泊運営の課題を抱える地方事業者の大きな手助けとなることが期待される。
【関連ページ】Airbnb、日本企業36社とパートナーシップを締結。民泊新法施行に合わせて新戦略を公表
【関連ページ】家具通販大手のモダンデコ、エアトリステイと提携。中四国エリアで民泊ワンストップ支援サービス提供へ
(Livhubニュース編集部)
最新記事 by Livhub 編集部 (全て見る)
- 再エネシフトが地域財源の確保につながる。兵庫・神鍋高原からはじまる「1% for Local」 - 2025年1月17日
- 宿泊しながら地球にやさしく。GOOD NATURE HOTEL KYOTOで脱炭素スタンプラリー - 2025年1月16日
- 日本一神社が密集する「神の島」壱岐島へ、ペットと共に。島の暮らしを伝える古民家再生宿 - 2025年1月14日
- 空港には、有名ブランドより地元で愛されるお店を。ポートランドの地域に利益を還元する取り組み - 2025年1月10日
- 旅先での“いざ”という時に備える。特設サイト「防災観光地」で新たな旅の魅力を発見 - 2025年1月9日