仕事後、仕事前、休憩時間にひとっ風呂!都内近郊の温泉施設おすすめ9選+番外編

温泉

「リモート疲れ……仕事の合間にリフレッシュしたい」
「家に帰る前に温泉でも入って癒されたい」
「やっと一週間が終わった…今週も疲れたな」

などなど、朝の通勤ラッシュに揉まれて出勤する人も、自宅で仕事する人も、日々疲れと隣り合わせ。今回は、仕事後や仕事前、休憩時間などに行ける、都内近郊でおすすめの温泉施設を紹介する。

筆者は無類の温泉好きだ。東京都内をはじめ、千葉・神奈川・埼玉のスーパー銭湯はほぼ入り尽くしたと言ってもいいほどだ。今回はその中でも、「泉質の良さ」「施設の雰囲気」「気軽に行けるか」といった点を考慮して、あくまで “ 温泉 ”が楽しめる施設を厳選してお届けする。

番外編として、金曜夜に出発して関東近郊の温泉へ行くプランも、最後に紹介する。仕事後やハードワーク後のひとっ風呂を求めている方は必見!

① 縄文天然温泉「志楽の湯」

「ここに来るとぐっすり眠れる」そんな言葉がサイトに並ぶ、縄文天然温泉「志楽の湯」は、都心から30分、川崎は矢向駅にある温泉施設だ。九州でも有名な黒川温泉を復興させた後藤哲也氏の指導のもと、志楽の湯は生まれた。首都圏ではめずしい高張性泉で、地下1,300メートルから湧き出る琥珀色のナトリウム塩化物強塩温泉をいただける。温泉の濃さは「高張性・等張性・低張性」 に分類されるが、高ければ高いほど、温泉の成分が体内に入り込みやすい。

志楽の良さは、はっきり言って温泉も浴場も施設も全てだが、しいて言うなら露天風呂だ。素朴な石、迫力のある石、ひしゃげた石など、ふぞろいで個性的な天然岩を惜しみなく浴槽に使い、九州・飛竜野山頂から運ばれたコナラなどの自然木がそのままに使われている。都内でこの自然なまでの風情が見られるのは、ここだけと言っても過言ではない。

広く設けられた内湯もすごい。三種の神器の中で唯一、縄文の伝統を引き継ぐ装飾品である「勾玉」を使用した浴槽。黒川温泉新明館でも使われており、古代のパワーを感じられる。女湯には洞窟蒸し風呂、男湯にはドライサウナもある。

施設には、無添加や無農薬にこだわったメニューやお酒をいただける食事処、奥にはマッサージ施設、座敷でごろりとできるお休み処もある。「都会に古里」といった言葉がふさわしい志楽の湯は、仕事で疲れている人にこそ、ぜひぜひ足を運んでいただきたい施設だ。ちなみに、筆者が都内近郊で一番好きな温泉でもある。

住所 〒212-0024 神奈川県川崎市幸区塚越4-314-1
アクセス JR南武線「矢向駅」より徒歩6分
営業時間 10:00~24:00
公式HP https://www.shiraku.jp/
泉質 ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性・弱アルカリ性・温泉)

② 東京前野原温泉さやの湯処

「和」の趣きが感じられる、さやの湯処。土日は多くの人で混み合い、その人気の秘密は都内でも1、2を争う泉質の良さにある。都内では黒湯が多いが、ここは珍しいうぐいす色のにごり湯。しかも、加水なし・薬剤なしの源泉かけ流しの浴槽をもつ。PH7.4の弱アルカリ性で、塩分濃度の高いナトリウム塩化物強塩温泉は、「熱の湯」と呼ばれ、入った後は体がぽかぽかに。

露天ゾーンには、1人でゆったりくつろげる壺湯や循環ろ過されている大きめの浴槽もある。内湯には、高濃度炭酸泉があり女湯ではこの浴槽が人気。炭酸泉は、シュワシュワの泡が肌にまとわりつく。温度が低めに設定されており、じっくりゆったり入ると美肌に良いと言われているため、みんな長湯している。他にも、立ち湯や寝湯、座り湯など、スーパー銭湯ならではのさまざまな種類の浴槽がある。

そしてここの施設の人気は、広く設けられた岩盤浴。春夏秋冬に分けられた4つの温度帯の部屋があり、男女一緒に入れる。温泉ももちろん良いのだが、さらに汗を出してリフレッシュしたい方におすすめ。

都営三田線 志村坂上駅は、池袋駅からもアクセスがいいので、仕事の帰り道などにぜひ。温泉の後は、四季折々の表情を見せる日本庭園を眺めながら美味しい料理をいただき、冷えたビールをぐびっといきたい。疲れも癒されて「明日からまた頑張ろう」そんな気分にさせてくれる。

住所 〒174-0063 東京都板橋区前野町3-41-1
アクセス 都営三田線「志村坂上駅」より徒歩8分
営業時間 9:00~24:00
公式HP https://www.sayanoyudokoro.co.jp/
泉質 含よう素・ナトリウム・塩化物強塩温泉(高張性中性温泉)

③ さいたま清河寺温泉

都心から少し離れて埼玉は西大宮にある、清河寺温泉。地下1,500メートルから湧出する38.3度の源泉を、なんと加温することなく、かけ流しで利用している生源泉風呂がある。都内で源泉かけ流しというと、おおよそ加温している施設がほとんどなので、都内近郊でここは大変貴重な温泉と言える。

PH7.9の拡張性・弱アルカリ性で、ナトリウム塩化物強塩温泉は、よくあたたまりお肌がすべすべになると好評だ。生源泉風呂がある露天ゾーンには他にも、加温したあつ湯や壺湯、寝湯など、惜しみなく源泉かけ流しの湯が注がれていてとっても贅沢。

内湯には、リラクゼーションバス、ジェットバス、座マッサージ、シェイプアップバス、スーパージェットバスの5つが楽しめるお風呂があり、身体の疲れている部位があればぜひ入ってみて。高音サウナで汗を流したら水風呂へ。交互浴でリフレッシュ効果もひとしおだ。

温泉から上がったら、ぜひ食事処で十割そばを。都心から少し離れてはいるが、気分を変えるのにもぴったりだ。生源泉風呂だけでも入る価値のある清河寺温泉は、温泉好きはぜひおさえていただきたい施設である。

住所 〒331-0048 埼玉県さいたま市西区大字清河寺683-4
アクセス JR川越線「西大宮駅」北口より徒歩18分
JR大宮駅西口から東武バス8番のりば「清河寺」下車徒歩1分
営業時間 10:00~24:00
公式HP https://www.seiganji-onsen.com/
泉質 ナトリウム-塩化物温泉(拡張性・弱アルカリ性・温泉)

④ 横浜天然温泉SPA EAS(スパ イアス)

ここは18歳以上限定のスパ施設。横浜駅からも程近く、都会にありながら地下1,500メートルから汲み上げた源泉かけ流しの天然温泉を楽しめる。入館料は、多くのスーパー銭湯が1,000円前後のところ、平日税込2,354円とちょっとお高めだが、この料金で岩盤浴も楽しめるからお得だ。趣の異なる3つの岩盤浴があり、1つは女性専用となる。

館内全体が南国の雰囲気に包まれたおしゃれなカフェのようで、映えスポットもちらほら。5Fと6Fにはコワーキングスペースがあり、1日仕事をしてその後すぐに温泉やサウナで休憩といったプチワーケーションが叶う(要別途料金)。

他にも、ロウリュウの無料サービスやごろんと横になれるお休み処、1席ずつTVを設けた寛ぎスペースを完備。階段広場で毎日無料で開催しているストレッチプログラムも見逃せない。温泉はもちろん良いが、それ以外の施設が大変充実している。併設の九州・沖縄料理屋では、350種類以上の本格地焼酎にくわえ、クラフトビールをいただける点もポイントが高い。

朝から入館して仕事前にひとっ風呂し、合間にリラクゼーション施設で昼寝休憩。ランチは併設のカフェでおしゃれに過ごし、仕事後には温泉と岩盤浴ですっきり。そして、夜は九州・沖縄料理屋さんで美味しい料理とお酒をいただく。平日でありながら、最高の1日が過ごせるだろう。

住所 〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸2-2-1 ハマボール イアス
アクセス JR・各社私鉄:「横浜駅」西口より徒歩5分
市営地下鉄:「横浜駅」9番出口より徒歩3分
営業時間 9:30~23:00
公式HP https://spa-eas.com/
泉質 ナトリウム-塩化物温泉(高張性・弱アルカリ性・高温泉)

⑤ 丸子温泉

こちらは多摩川近くの街中にある銭湯で、豊富に注がれる黒湯の温泉を堪能できる。昔ながらの番台があり、何十円か入れると使えるドライヤーやレトロなマッサージチェア、牛乳やコーヒー牛乳が飲めるなど、昭和スタイルの銭湯がそのままに残されている。

平成に入って銭湯がどんどん減少し、スーパー銭湯にシフト。いまだ都内で、温泉をいただける町中の銭湯は数少ない。しかもここはカランからも冷たい黒湯が出るとあって、筆者としてはかなり評価が高い。

茶褐色の冷鉱泉は、薪で沸かしているという。これも銭湯ならでは。今は自動で温度調整している銭湯がほとんどだが、昔は人の手で温度を調整していた。そんな昭和スタイルをあじわえる貴重な温泉銭湯だ。

黒湯はかなりあつめ。他に、黒湯より温度が低めの普通のお湯もある。ジェットバスが付いているので、疲れた身体をリラックスできそう。なおここは銭湯なので、備え付けのボディーソープやシャンプーはないので、ご注意を。東横線沿線に住んでいる方はぜひ仕事の合間のひとっ風呂や仕事帰りに足を運んでほしい!

住所 〒211-0005  川崎市中原区新丸子675
アクセス 東急東横線「新丸子駅」より徒歩3分
営業時間 15:00〜22:30
定休日:金曜
公式HP https://k-o-i.jp/koten/marukoonsen/
泉質 ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(弱アルカリ性・低張性・冷鉱泉)

⑥ 楽天地天然温泉 法典の湯

続いては、千葉県は船橋法典にある法典の湯。ここは泉質がいい。源泉かけ流しの浴槽こそ少ないが、その源泉は黄金の色に輝いており、希少な化石海水と呼ばれるナトリウム塩化物泉。塩分の強い泉質を有し、入れば濃厚な温泉成分をしっかりと感じられるだろう。

露天には壺湯、寝転び湯、そしてジェットバスがある。内湯にある高濃度人工炭酸泉は、広々していて源泉かけ流しの浴槽よりも人が入っている印象だ。炭酸ガスがお肌にまとわりついて、じっくり身体の芯からぽかぽかに。

サウナは、よもぎスチームサウナとドライサウナと、女性は塩サウナの3種類、男性はよもぎスチームサウナとドライサウナの2種類を完備している。まず温泉で身体をあたため、スチームとよもぎの香りで身体をリラックス。次に塩サウナで、汗によって開いた毛穴に塩を塗り込むことで、お肌をすべすべに導く。サウナから上がったら水風呂で肌を引き締める。実に、サウナ好きにはたまらない入り方が叶う。

最寄駅である船橋法典駅までは都内からも電車で1時間程で行くことができる。通勤時間や昼休みに移動して、近くのファミレスやカフェで仕事をしつつ、仕事の合間や仕事後にサウナでリフレッシュしたり、源泉風呂の温泉の濃さを堪能したりといったプチワーケーションをしてみるのも、ありかもしれない。

住所 〒272-0802 千葉県市川市柏井町1-1520
アクセス JR武蔵野線「船橋法典駅」より徒歩5分
営業時間 平日 10:00〜深夜1:00
土日祝 9:00〜深夜1:00
公式HP https://rakutenchi-oasis.com/hoten/
泉質 ナトリウム-塩化物強塩温泉

⑦ INSPA横浜

ここの凄みは、岩盤浴ならぬ遠赤外線ドームだ。もちろん天然温泉も良いが、施設のメインが遠赤外線ドームとなる。富士山の溶岩石を焼き、その熱で広々とした部屋をあたためている。部屋では、ストレッチをしたり、好きな雑誌や漫画を持ち込んで読んだりできるため、仕事の資料読みをしても良いかもしれない。毎日遠赤外線ドーム内で開催している、ストレッチのホットプログラムもおすすめだ。

じっくり汗をかいたら、ドーム出入り口のすぐ近くにある展望テラスへ。ここは東京湾に突き出た地形に位置するため、眺めが最高なのだ。夜には、ライトアップされたベイブリッジ~みなとみらいの夜景を望める。また、夏場は足元に水がはられ、日によっては外でビールやカクテルを楽しめる。足湯をしながら椅子に腰をかけ、お酒をいただく。何とも言えない贅沢なじかんを過ごせる。

館内には、天然温泉や岩盤浴、カフェも完備。浴場には、これまた東京湾を眺めながらの半露天風呂と内湯、温度が低めに設定されたサウナもある。地下1,500mから沸く天然温泉は半露天に張られており、茶褐色の湯で肌にすっと馴染む。設計上なのか、周りに遮るものがないからなのか、どことなく静かで大人の隠れ家的リゾート気分をあじわえる。

筆者は好きすぎて何度行ったことか。ここの施設では大半を遠赤外線ドームで過ごすが、岩盤浴もおすすめだ。アクセスは少し悪めでも、東京湾を間近に一望でき「都会のリゾート」を感じられるスパはここしか思いあたらない。

住所 〒221-0054 神奈川県横浜市神奈川区山内町15-2
アクセス 横浜駅西口から無料バスで約10分
東神奈川駅から無料バスで約5分
JR横浜線「東神奈川駅」より徒歩15分
営業時間 平日 10:00〜23:00
土日祝 10:00〜23:00
定休日:木曜(当面の間)
公式HP https://www.inspa.co.jp/yokohama/
泉質 ナトリウム-塩化物強塩泉

⑧ おふろの王様 大井町店

おふろの王様は東京に9店舗あるお風呂チェーンである。なかでも、大井町店は大井町駅すぐというすばらしい立地。都会の温泉もさることながら、電車から降りたらすぐ温泉をいただける。ここは人工温泉だが、仕事後のひとっ風呂がまさにふさわしい場所だ。

露天ゾーンには、温泉成分を再現した人工温泉があり、内湯にある高濃度炭酸泉も人気だ。他にも、寝ころび湯、腰掛湯、ジェットバス、水風呂など多種多様。サウナもあるが、なかでも漢方蒸し風呂に注目したい。身体に塩を塗り込んで入るタイプだが、老廃物が外に排出されてお肌がすべすべになるとか。漢方というから身体にも良さそう。

別途料金にはなるが、ここは岩盤浴も充実している。全部で5種類もあり、プロジェクションマッピングロウリュウが体験できる部屋も完備。まさに都会ならではだ。

体がリフレッシュしたところで、館内のレストランで美味しいビールをいただくもよし、施設から外に出て、大井町の居酒屋へくりだすのも良いだろう。ちなみに朝まで営業しているので、終電を逃してしまった、遅い時間まで働いていた、仕事前にひとっ風呂したい人でも気軽に利用できる。

住所 〒140-0014 東京都品川区大井1-50-5(阪急大井町ガーデン内)
アクセス JR京浜東北線「大井町駅」より徒歩3分
東急大井町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「大井町駅」より徒歩2分
営業時間 9:30~翌8:30(最終入館 翌7:30)
公式HP https://www.ousama2603.com/shop/ooimachi/
泉質 人工温泉

 

⑨ スパ ラクーア – Spa LaQua

後楽園にあるスパラクーアは、総合アミューズメント施設「ラクーア」内にある。天然温泉をはじめ、低温サウナやトリートメント、レストラン&カフェ、リラクゼーションスペースなど至れりつくせりの施設を完備する。まさに都心のリゾートと言える。

メインとなるのは、バーデゾーン。黄土やゲルマニウムなど、さまざまな岩盤浴効果が期待できる各種低温サウナに、南国リゾートを思わせる休憩スペースが広がる。低温サウナは、人にもよるが少し汗ばむくらいの室温40~50℃に設定されている。かなり広いので、仕事の合間というよりは、金曜の夜にゆったりじっくりサウナを堪能したい。ちなみに18歳以上の大人しか入れない。

温泉ゾーンも、充実。露天風呂をはじめ、炭酸泉、酸素泉、足湯、座湯、水風呂とちょっぴりテーマパーク感のある浴槽がたくさん。温泉は琥珀色のお湯で、残念ながらかけ流しではないが、施設も大きく利用する人数も多いため、かえって循環ろ過している方が筆者は安心と感じる。ミストサウナ、フィンランドサウナ、約80℃の高温サウナも完備。新型コロナの影響で現在はサービスを停止中だが、本来ならアウフグースのサービスも無料で行っている。

アウフグースとは、ロウリュウと同じようなもので、熱せられたサウナストーンに天然香料100%のアロマオイルを含んだ水をかけ、蒸気を攪拌させ、香りと熱風を送ってくれるというもの。疲れた身体やストレスが溜まっている場合は、大変心地いい。

施設内には、Wi-Fiとコンセントを完備したカフェレストランや寛ぎスペースがあるため、仕事をしながら滞在することも可能だ。ぐっすり眠れるお休み処で、昼寝休憩することも。都心で日帰りワーケーションをするなら、ここで決まり!

住所 〒112-0003
東京都文京区春日1-1-1 東京ドームシティLaQua5〜9F(フロント6F)
アクセス 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」より徒歩1分
都営地下鉄大江戸線・三田線「春日駅」より徒歩2分
JR中央線・総武線・都営地下鉄三田線「水道橋駅」より徒歩3分
営業時間 11:00~翌9:00(最終入館 翌8:00)
公式HP https://www.laqua.jp/spa/
泉質 ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性・弱アルカリ性・温泉)

 

⑩ 【番外編】金曜夜発で「草津温泉」へ

最後に番外編として、金曜日の夜に高速バスに飛び乗って、草津温泉へ行くプランを紹介する。

高速バスは、JRの「上州ゆめぐり号」。出発は、バスタ新宿。現在は新型コロナの影響で停止しているが、18時台と20時台の時刻で草津温泉へ行ける。途中伊香保温泉にも寄るので、伊香保へ行くことも可能だが、おすすめは草津温泉だ。なぜなら都内近郊では決して味わえないバキバキの硫黄泉をあじわえるのと、無料の外湯があること、そしてなんと言っても草津温泉の湯畑を拝める。

18時台に乗るとおおよそ22時前に、20時台に乗るとおおよそ24時前に草津へ到着する。到着は温泉街のど真ん中にあるバスターミナルなのでご安心を。到着したら、歩いて行ける素泊まりの宿へチェックイン。荷物を置いて、早速近くの外湯へ温泉をいただく。22時前に着けば、おそらく湯畑近くの「白旗の湯」には入れるだろうか。なお、あくまで外湯は無料ではあるが、草津温泉の地域住民のお風呂。地元の人達で掃除をして、湯をきれいに守っている。「湯をいただく」という心構えで、お湯に入る前はしっかり浴槽の外で体を洗ってから入るなど、迷惑のないように入ろう。

草津温泉には、外湯と呼ばれる共同浴場が19ヶ所あるが、現在観光客が利用できるのは3ヶ所のみ。湯畑の一番近くに位置する「白旗の湯」、湯畑からも近いが意外と穴場な「千代の湯」、あっつあつの湯が特徴の「地蔵の湯」だ。「白旗の湯」は混んでいることが多いが、遅い時間は人も少ない。少しずつ成分の違う外湯は、どれをとっても引けを取らず、文句の言いようがない泉質だ。

翌朝は、共同浴場を全て制覇し、それ以外に「大滝乃湯」「御座之湯」「西の河原露天風呂」3つそれぞれ表情の違う温泉を堪能するのも良いだろう。温泉の後は、特産物の舞茸がたっぷりのった蕎麦やおしゃれなカフェで腹ごしらえ。それぞれ思い思いのプランを過ごすといい。帰りは土曜の好きな時間帯に上州ゆめぐり号か電車で家路へ。日曜日は、都内でゆったりが週末を満喫できておすすめだ。仕事後のひとっ風呂に本格的な温泉を求めて、ちょっぴり遠くへ弾丸旅行はいかがだろう。

最後に

朝に会社に行き、仕事を終えたら帰宅する。リモートワークが日常になるまでは、当たり前だったこの日々の過ごし方が今少しずつ変わりつつある。意外と気づかないまま過ごしている人も多いと思うのだが、リモートワーク=在宅勤務ではない。リモートワーク=遠隔(リモート)で働く、という意味だ。だから働く場所は、自宅か会社の二択ではなく、仕事ができればどこでもいいはず。

「今日は大事な会議がある。シャキッと1日を始めたい」のであれば、仕事前にひとっ風呂浴びに行ってもいい。「ずっと家で仕事だと、メリハリが付けづらいな」と思うのであれば、仕事の途中に、ちょっと行き詰まったところでひとっ風呂浴びに行ってもいい。「疲れた…温泉行きたい…」と思うのであれば、仕事後にひとっ風呂浴びに行ってもいい。

さらに今までであれば、家の風呂か近所の銭湯くらいしか選択肢になかったものが、リモートワークであれば通勤時間やお昼休みに少し長く移動すれば、家から少し離れた温泉施設にも日帰りで足を運ぶことができる。

都内近郊、特に神奈川、埼玉、千葉にはおすすめの温泉がまだまだある。筆者からすると、泉質においてはやはり北海道や東北、九州などには及ばないと感じてしまうが、都内近郊は施設の充実度、都内ならではの仕掛けといった点では、素敵な施設が多く点在する。リモートワークを活かして都内でワーケーションしたい人も、仕事で疲れた身体をしっかり整えたい人も、ぜひこの記事を参考に自分のスタイルに合った施設を選んで、足を運んでみてはいかがだろうか。

【参照ページ】草津温泉ポータルサイト
【参照ページ】上州ゆめぐり号

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明田川蘭

大の旅好き&温泉好き。一人で海外へ、一人で車を走らせて日本の名湯へ。アフリカ大陸と北極南極以外に降り立ち、行った国は30を越え、巡った温泉地は100を超える。沖縄観光メディアの編集者やホテルメディアの立ち上げ経験あり。「旅は人の心を豊かにする」と本気で思い、記事を執筆している。

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