新潟県魚沼市は、中国最大のOTA「C-Trip」傘下で中国民泊仲介サイト大手の「途家(トゥージャー)」と10月20日に観光連携協定を締結した。途家が国内の自治体と協定を結ぶのは、今回が初となる。
今回の提携により、途家は中国国内のメディアネットワークを活用し、魚沼市の魅力をPRするほか、同市と連携し、富裕層の個人旅行者に向け「体験」をキーワードとした観光商品の開発や観光関連データを活用したマーケティングリサーチ、市内の宿泊施設の受け入れ体制の充実に向けた取り組みを進める。
また、今回の協定締結に際し、中国富裕層向けの日本の旅行メディア「行楽」を運営する株式会社行楽ジャパンの代表・袁氏の全面的な協力があったことから、今後、同市は途家とCtrip、行楽とともに旅行商品を開発する。
途家は2017年2月に日本進出を公表し、同年3月に日本版ホームページを開設、8月には楽天LIFULL STAYと業務提携するなど、日本の民泊に関する取り組みを進めてきた。今回の魚沼市との協定を皮切りに同社が自治体との連携を強化し、どのように日本国内でサービスを展開していくか、動向に注目だ。
【関連ページ】途家(Tujia)
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(Livhubニュース編集部)


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