株式会社ポリグロットリンクは、宿泊施設のフロントで行うチェックイン業務をテレビ電話で代行する新サービス「テレビdeチェックイン<民泊フロント代行プラン>」を5月1日より提供開始した。
「テレビdeチェックイン」は住宅宿泊事業法(民泊新法)で義務付けられる、パスポート情報の確認および取得による「本人確認」に加え、キーボックス案内を含む「鍵の受け渡し」や「宿泊者名簿作成」までを遠隔操作で行うことができるサービスだ。申し込み後は最短5営業日から2週間で利用を開始でき、オプションサービスとして「多言語によるハウスルール説明」や「多言語による質疑応答サポート」も用意されている。

サービスは英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語、フィリピン語、タイ語、フランス語、ネパール語、ヒンディー語、ロシア語の12言語に対応しており、幅広い国のゲストを迎えることができる。
費用は、現地調査、個別業務フロー構築、案内ツール類作成に要する初期費用30,000円(税別)と、「居室内設置・一括対応型」もしくは「カウンター設置・一括対応型(1棟マンション民泊等)」いずれも一室あたり月額3,480円(税別)で導入可能だ。最低契約期間は6か月間、タブレット端末の費用等は料金には含まれない。
なお、すでに民泊予約サイト「STAY JAPAN」を運営する株式会社百戦錬磨直営の宿泊施設に導入され、エントランス部分のセルフチェックイン・カウンター内にテレビdeチェックインを設置し、ゲストの満足度向上に貢献しているという。
テレビdeチェックインは民泊においては家主不在型・家主居住型を問わず、単独物件から一棟民泊まで施設に応じて柔軟に対応するほか、簡易宿所、旅館、ホテルといった宿泊施設でも利用できる。今後は民泊新法はもちろん、特区民泊、旅館業法といった多岐にわたる形態の宿泊施設を運営に役立てることができるだろう。
【サービスサイト】テレビdeチェックイン(TM)
【関連ページ】STAY JAPAN(ステイジャパン)
(Livhubニュース編集部)


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