手間いらず株式会社は12月4日、同社が提供する複数のオンライン宿泊予約サイトを一元管理できる「TEMAIRAZUシリーズ」とAsiaYo Co., Ltd.が運営する台湾最大手の民泊仲介サイト「AsiaYo」がシステム連携を開始したことを公表した。
同システム連携は今年7月31日に公表したAsiaYoとの業務提携の際、先立って告知されていた。提携はAsiaYoの日本進出本格化に向けた足掛かりとなるものだ。AsiaYoは、リピーターが多い台湾からの訪日客に、他国と観光シーズンが異なる日本観光を仲介していくことでフルシーズンを通しての集客を見込んでいる。
TEMAIRAZUシリーズは、国内宿泊施設向けに複数の宿泊予約サイトの一元管理を行う基本機能と、予約情報の高速取得やイールドマネジメント機能等を備えたASPシステムだ。宿泊施設の事業者はこれを導入することで販売チャネルが拡充されるため、台湾の訪日客数の増加が見込める。また、一元管理ができることから効率よい集客による稼働率アップ、収益向上を図ることができる。
一方、AsiaYoはアジアの旅行者に対して中国語、韓国語、英語による丁寧な母国語サポートをはじめとして、さまざまな宿泊施設が運営しやすい環境整備に努めている。最近では訪日客の誘致強化を図るために著名ブロガーとの連携やSEO(検索エンジン最適化)、ソーシャルメディアといったウェブマーケティング施策に加え、アジアの様々な企業とのタイアップによるコラボレーションなどを行っており、さらなる集客に取り組んでいる。
現在、民泊施設を運営していてまだAsiaYoを利用していない施設運営者は、数ある民泊サイトの中でも台湾からの集客に特に強みがあるAsiaYoを利用し、今回の連携の効果を測ってみてはいかがだろうか。
【関連ページ】AsiaYo.com(アジアヨー・ドットコム)
(Livhubニュース編集部 平井 真理)


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