民泊管理ツール「m2m Systems (旧:Syn.m2m)」、1か月で流通総額2億円突破。複数プラットフォーム対応へ。

matsuri technologies株式会社(以下:matsuri technologies)は1月31日、同社の運営する民泊管理ツール「m2m Systems (旧:Syn.m2m)」において、1月27日時点で流通総額が2億円を突破したことを公表した。

「m2m Systems (旧:Syn.m2m)」は、Airbnbの複数アカウントをウェブサイト上に登録することで、ゲストからのメッセージを一括返信できるシステムで、昨年12月にリリースされた。より大規模に民泊事業を営むホスト(物件提供者)とゲスト(旅客)とのメッセージのやりとりの効率化を図ることが可能だ。導入先の効果として、150物件保有の東京の代行会社に導入したところ、返信原価を1物件4,000円程度まで抑え、月額約150万円のコストカットに成功したという。

matsuri technologiesは、m2m Systems (旧:Syn.m2m)が月額2億円の捻出に寄与をした背景には、民泊市場の急速な成長があるとしている。東京での民泊物件数は1年で2倍となり、急速な市場の成長による競争が激化している。その中で、多数プラットフォーム対応によるairbnb以外での流通チャネルの活用や、業務コストのカットによる収益性の確保が求められたことがm2m Systems (旧:Syn.m2m)の急速な成長につながったとみている。

m2m Systems (旧:Syn.m2m)は2月末にアップデートを予定している。アップデート内容は「清掃管理」と、agoda、Asia yo、booking.com、homeaway等の「複数プラットフォームサイト対応」だ。待望のairbnb以外の複数プラットフォーム対応で、利用者がさらに増加しそうだ。

【参照リリース】【民泊】【流通総額2億円突破】民泊管理ツール、「syn.m2m」はリリース1ヶ月で流通総額2億円に成長。

(Livhubニュース編集部 平井 真理)

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平井 真理

東京都出身。これまでダイエットアプリ、霊廟、ゲームなど幅広い業界での商品紹介やノウハウなどのライティング経験あり。ウェブライターの経験を活かし、主に民泊・Airbnb関連のニュース記事の執筆を担当。