ロイヤルパークホテルズのミレニアル世代向けブランド「CANVAS」が京都に初進出

ザ ロイヤルパーク キャンバス 京都二条

三菱地所グループの株式会社ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツが「ザ ロイヤルパーク キャンバス 京都二条」をオープンした。2011年に開業した「ザ ロイヤルパークホテル 京都三条」をはじめ、京都エリアで手掛ける同社の宿泊施設としては4軒目。ロイヤルパークホテルズでは、「MAKE IT HAPPEN そこに集う、何かが生まれる」をキーメッセージとしたミレニアム世代向けのブランド「CANVAS」を展開しており、今回、初の京都進出となる。

歴史が生きづく世界文化遺産「二条城」がありながらも、過ごしやすさや利便性を高く評価されている京都二条エリアに生まれた同施設は、過去と未来が交差するこの街に合う、シンプルで洗練された空間に仕上がっている。京都の「過去」と「未来」を表現したスタイリッシュなラウンジでは、くつろげる時間を過ごせそうだ。

CANVASラウンジ

施設の中心的存在である「CANVASラウンジ」は75席の広々とした空間だ。Wi-Fi・コンセントを完備し、宿泊客はコーヒーなどのドリンクを無料で飲むことができる。また、卓球台を囲みつつ、ゆったりすることもアクティブに過ごすこともできる。ノスタルジックな雰囲気をまとう客室の広さは約17~47㎡で、シモンズ製のベッドでぐっすりと眠れそうだ。

同施設では、京都府内で「文化を纏う」をコンセプトに掲げるアップサイクルブランド「cravatta by renacnatta(クラヴァッタ・バイ・レナクナッタ)」とコラボレーションし、「コントラスト」を表現したCANVASラウンジのデザインにも通じるように、「過去」の存在である「和の着物」をアップサイクルした「現代」の「洋のネッカチーフ」をスタッフのファッションアイテムとして採用した。

cravatta by renacnatta(クラヴァッタ・バイ・レナクナッタ)

本来の首に巻く使い方以外にも、手首に巻く、ポケットに入れるなど、自由で個性的な纏い方をすることでホスピタリティを表現し、利用客をもてなす。

CANVASプレート

ほかにも、横浜ロイヤルパークホテル総料理長が監修したフードメニューも魅力だ。京都で人気のベーカリー「進々堂」の食パンを合わせた「CANVASプレート」や、さまざまな和の食材をサワーに仕上げたドリンク「京(みやこ)サワー」は、ここでしか堪能できない味わいだ。

京都らしさとグローバル、どちらの要素も交わったノスタルジックな空間が、旅の疲れを癒し、極上のひとときを味わわせてくれるだろう。

【ウェブページ】ザ ロイヤルパーク キャンバス 京都二条

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河端麻紀

旅行代理店での勤務後、旅行メディアの運営や記事執筆、編集業務に携わる。ワーケーションにも興味津々でさまざまな施設の紹介を行う。自由な働き方と旅の実現を目指し、日々勉強中。国内・海外問わずリゾート地が特に好き。