ホステル・ホテルのプロデュースや仲介、コンサルティングを行う株式会社PLAY&coが、宿泊予約で生じた売上の一部を社会貢献活動を行っている団体に寄付する支援プロジェクト「STAY FOR TWO」を開始した。第一回目の支援先には認定NPO法人の難民支援協会が選ばれた。
今回のプロジェクトに参画する宿泊施設は、東京都・台東区内にある「FOCUS KURAMAE(フォーカスクラマエ)」、「TIME SHARING STAY(タイムシェアリングステイ)浅草」、そして大阪市に位置する「CATALYST ART HOTEL(カタリストアートホテル)」の3施設。すべての予約を対象に、1回につき10円が寄付金にあてられ、難民の宿泊費や生活費として活用される。
二人のための宿泊を意味する「STAY FOR TWO」には、「宿泊者本人と宿泊料金を通じて支援を受ける人の二人が幸せを受けられるように」との想いが込められている。社会問題やSDGsへの関心が高いミレニアム世代やZ世代をメインターゲットにしたホステルでの活動を通じ、宿泊すること自体が社会貢献につながる仕組みづくりを目指す。
![STAY FOR TWO](https://livhub.jp/wp-content/uploads/2021/04/stay-for-two.jpg)
また、今回のプロジェクトは、単発ではない「サステナブルな寄付」になるよう、継続して行われることが計画されている。第一回目の寄付先には、日本において認知度の低い難民問題を知ってもらうことを目的として認定NPO法人難民支援協会が選ばれたが、今後、さまざまな社会貢献団体への寄付を展開する予定だ。初回は2021年12月までに10万円の支援金額を目標とする。
従来の「寄付を選択する」仕組みとは異なり、すべての予約が寄付の対象となる「STAY FOR TWO」プロジェクト。こうした取り組みはまだまだ宿泊施設においては多くはないが、今後同様の取り組みが広がりをみせるとともに、持続的な寄付が実現することで豊かな社会を形成する一助となることが期待される。
【ウェブサイト】PLAY&co|ホテル・ホステルの企画、運営委託、コンサルティング
【ウェブサイト】日本のなかでの難民支援 | 認定NPO法人 難民支援協会 – Japan Association for Refugees
(Livhubニュース編集部)
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