九州シェアリングエコノミー推進協会は、自治体・公的団体・地元企業、市民、事業者の交流コミュニティ作りのためのイベント「九州シェアリングサミット」を3月16日(土)に長崎県五島市で開催する。
当日は、日本を代表するシェアリングエコノミーのキーパーソンが五島市に集結し、トークセッションやセミナーを開催する。シェアリングエコノミーとインバウンドを主題に、地域活性化のカギとなる着地型観光・新産業を考え、ドライブシェアや民泊、体験型アクティビティなど、五島の活性化の受け皿となる事業の創出を目指す。
会は2部制。第1部では「シェアリングエコノミー」について、内閣官房シェアリングエコノミー伝道師で九州シェアリングエコノミー推進協会代表の森戸裕一氏をモデレーターとし、「シェアリングエコノミーの可能性」と「地方創生事例とインバウンドの傾向」をテーマにパネルディスカッションを行う。第2部では「インバウンドツーリズム」について、株式会社ビヨンド代表取締役で日本インバウンド連合会副幹事長の道越万由子氏(両親が五島列島の出身)をモデレーターとし、「これからの持続可能な五島を作るには」をテーマにパネルディスカッションを行う。また五島への奉納の舞として「創作日本舞踊 孝藤流 日本舞踊ショー」も行われる。


参加費は無料。会場は五島高校メモリアルホール、開催日時は3月16日(土)の13時から17時まで開催する。参加する場合は、公式ページからの事前申し込みが必要だ。
かねて九州シェアリングサミットでは、内閣府が提唱する「超スマート社会(Society5.0)」を推奨し、新たなビジネスモデルであるシェアリングエコノミーがもつ可能性を打ち出してきた。
「Society5.0」とは、人類が経た狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く、5番目の新しい社会「超スマート社会」を指す。最新技術の導入によりすべての人やモノがつながり、さまざまな知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出すことを目指して提唱されている概念だ。
近年、民泊運営においても民泊施設だけでなく、自転車や車、スマートフォン、体験といったさまざまなモノや情報をシェアする取り組みを行う事業者が増えている。地域社会の発展に寄与するシェアリングエコノミーへの知識や理解を、この機会に深めてみてはいかがだろうか。
【申し込みページ】九州シェアリングサミット2019 in 五島
【参照ページ】九州シェアリングエコノミー推進協会
(Livhubニュース編集部)


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