京都府、簡易宿所と優良民泊対象に地域連携支援事業補助金を創設、募集中

京都府が「京都府優良宿泊事業地域連携支援事業費補助金」を創設し、3月15日まで対象事業者を募集している。同制度は、小規模な宿泊事業者が地域と連携して行う、地域資源を活かした取組や体験機会を提供する取組を支援することで、地域交流人口の拡大や観光消費額の増加につなげる目的で創設された。

補助対象者は、京都市を除く京都府内で「旅館業法の許可を得た簡易宿所事業者」と、京都府認証優良住宅宿泊施設の認証を受けている「住宅宿泊事業法第3条に基づく届け出を行った、住宅宿泊事業者」。補助対象事業は「立地する地域と連携し、宿泊客に対して地域ならではの資源を活かした体験機会を提供する取組」としており、具体的に「地域の食材・産品、商店等の積極的な利用」に係る経費と「観光客向けの体験プログラム等の造成・販売、PR等の充実強化」に係る経費について、補助対象経費の2分の1以内、5万円から20万円までの範囲で補助金を支給する。平成30年度に限り、平成30年6月15日(金)以降に着手した補助対象事業の申請も受け付ける。

補助対象となる事業・経費

地域の食材・産品、商店等の積極的な利用

  • 地域食材を使用した食事メニューの開発に要する経費
  • 宿泊施設と地域の飲食店の連携に係る経費(割引実施、送迎費等)
  • 地元工芸品を客室等で使用する場合の物品費
  • 土産品等として展示するためのスペース設置費
  • その他知事が特に必要と認める経費

観光客向けの体験プログラム等の造成・販売、PR等の充実強化

  • ホームページに、体験プログラムの予約機能を付与するための経費
  • 体験プログラム実施に係る用具等の賃貸・購入経費
  • 宿泊者と地域住民との交流を図る機会の創出に要する経費(交流会開催経費等)
  • ガイド人材の養成に要する経費
  • 体験プログラムのパンフレットなど広報資材作成に要する経費
  • その他知事が特に必要と認める経費

【申請方法案内ページ】京都府優良宿泊事業地域連携支援事業費補助金制度の創設及び募集開始について
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(Livhubニュース編集部)

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