北海道銀行、Booking.comと業務提携

北海道銀行は、オランダ・アムステルダムに本社を置く世界最大のオンライン宿泊予約サイト「Booking.com(ブッキング・ドットコム)」と業務提携したことを日本経済新聞が7月4日付けで報じた

Booking.comは、220以上の国と地域に130万軒を超える宿泊施設の登録があり、世界に数億人のユーザーを抱えているオンライン宿泊予約サイトだ。2005年より米プライスライン・グループの傘下に入り世界最大となった。登録した時点で世界に向けて情報を発信することができるだけでなく、最大43か国語の多言語に対応しており、訪日個人客に対する口コミ、在庫、単価等に対するアドバイスを受けることもできる。日本においては、2009年に日本法人設立、2015年には札幌オフィス設立をしている。

同提携においては、おもに訪日外国人客の中でも、訪日個人客(FIT層)への情報発信や取り込み需要を持つ宿泊業者に対して、北海道銀行がBooking.comを紹介するなど、誘客のための支援を実施する。あわせて、急拡大するFIT市場の道内へのインバウンド客の受入態勢強化を支援するとともに、宿泊業者へ向けた新たなターゲット層獲得のための提案を図っていく見通しだ。

Booking.comは2017年5月、和歌山市の拠点を置く紀陽銀行とも業務提携を実施している。Booking.comが国内の地方銀行と業務提携を行うのは今回で2行目となる。

【参照ページ】北海道銀行、訪日個人客への支援で宿泊予約サイト「Booking.com」と業務提携
【関連ページ】北海道の民泊・旅館業簡易宿所に関する条例・法律・規制

(Livhubニュース編集部 平井 真理)

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