青森県五所川原市が市のホームページにて五所川原立佞武多期間中のイベント民泊の受け入れを募集している。
イベント民泊は、行政が認めた年1回のイベント開催時に宿泊施設が不足する地域で、旅館業法許可がなくてもガイドラインに従い旅行者に民家が宿泊サービスを提供できる期間限定の仕組みだ。「五所川原立佞武多」期間中に限定し、五所川原市内の自宅を宿泊施設として提供する。
市が「立佞武多」の期間中にイベント民泊を行うのは2016年に引き続き2回目である。昨年は6件の申し込みがあり、受け入れ先となった家庭からも好評であったという。
イベント民泊の実施期間は8月3日~9日まで。1施設につき、期間中1回の受け入れが可能である。応募者には五所川原市在住で、住宅用火災警報器が設置されていることや、近隣住民の理解、五所川原市暴力団排除条例に定められた暴力団と密接な関係を持たないこと等の条件が定められている。
イベント民泊の実施に当たり、五所川原立佞武多運営委員会は民泊客への周知・予約代行先として「とまれる株式会社」と提携し、同社が運営する民泊サイト「STAY JAPAN」を推奨している。
募集期間は6月30日まで。観光客と市民の交流を深めることで、祭り期間以外にもリピーターを呼び込みたい考えだ。
【参照ページ】五所川原立佞武多期間中の「イベント民泊」を募集します
【参照ページ】五所川原立佞武多期間中の民泊受け入れ募集
【関連ページ】青森県の民泊・旅館業簡易宿所に関する条例・法律・規制
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
最新記事 by 平井 真理 (全て見る)
- アソビシステム、Airbnb Japanと包括連携協定を締結。原宿カルチャーがAirbnbで体験できる - 2018年3月20日
- Airbnb、福岡で「体験」サービス開始。商店街活性化のモデルケース作りへ - 2018年3月20日
- 日本初クラウドホテル「SEKAI HOTEL」と民泊総合研究所、共同セミナー開催へ - 2017年7月11日
- Airbnb、全予約の14~27%が「おひとりさま」。「体験」を活用した1人旅が人気に - 2017年7月7日
- AMBITIONの特区民泊事業認定東京第2号物件、AirTripで予約販売開始 - 2017年7月7日