民泊サイト「STAY JAPAN」を運営する株式会社百戦錬磨と日本航空株式会社(以下、JAL)は9月25日、奄美イノベーション株式会社と協業し、奄美での体験民宿・伝統施設に宿泊する「伝泊」を推進するダイナミックパッケージの販売を開始した。旅行企画・実施はJALグループの旅行会社である株式会社ジャルパックが行う。
JALと百戦錬磨は2018年2月の資本業務提携以降、手つかずの自然や伝統的な文化が数多く残り、世界から注目を集める奄美をモデル地域に選定し、奄美群島各地での民泊に対する理解促進や開業支援を目的としたセミナーを開催するなど、奄美の文化を体感できる宿泊施設の開拓に取り組んできた。
同パッケージは、百戦錬磨が取り扱うホームステイ型体験民宿と、奄美イノベーションが展開する一棟貸しの伝泊施設を用意しており、「往復航空券」と「宿泊施設」を自由に組み合わせてお得に予約ができるパッケージツアーとして、JALのホームページにて販売する。
9月25日に予約受付を開始し、宿泊対象期間は2018年10月1日から2019年3月31日までとなっている。なお、JALのホームページで同パッケージを購入すると、抽選でプレゼントがあたるキャンペーンも実施中だ。
また、もうひとつの取り組みとして奄美での宿泊体験をプロモーションサイトで紹介する。2018年6月に開設した民泊プロモーションサイト「体感!ふれあい民泊」において、奄美のホームステイ型民泊や古民家タイプの施設を紹介するとともに、奄美での民泊体験の模様を紹介し、奄美の魅力を伝えていく方針だ。
百戦錬磨とJALは3月にも秋田県仙北市と協業し、地域活性化へ向けた「農泊ダイナミックパッケージ」を販売している。これまで百戦錬磨が推進してきた「農泊」に「伝泊」が加わる。二社がタッグを組むことで新たにサービスが展開されるか、引き続き注目だ。
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(Livhubニュース編集部)
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