Airbnb特化型投資不動産プラットフォーム事業を展開する株式会社エフエムプロジェクトは2月18日、民泊物件運用を仲介・サポートするサービス「Houstock(以下:ハウストック)」を開始すると公表した。
同社によると、日本の民泊事業主(以下:Airbnbホスト)は大学・大学院卒以上の人が全体の70%を占めるなど高学歴者が多いのが特徴で、ホストの職業としてはアート、デザイン、クリエイティブサービスが最も多いという。このように民泊物件の運用は富裕層の事業というイメージが強いが、エフエムプロジェクトでは、そのような民泊運用に対するイメージを覆し、誰でも手軽に民泊事業を開始できるサービスとして、ハウストックを開始する。
ハウストックでは、収益性が高く民泊運用に向いている物件があらかじめ用意されているため物件探しの手間が省けるほか、無許可の又貸しなどトラブルのリスクが無いように民泊運用可能な物件が掲載されているため大家との交渉も不要で、さらに敷金や礼金、仲介手数料、前家賃など通常不動産を賃貸契約するために必要な初期費用、そして月々の家賃も掛からないとのことだ。
エフエムプロジェクトは、物件毎に決められた運用手数料を売上から差し引くことで利益を得る。例えば運用手数料率40%の物件のAirbnbホストとなった場合、民泊での売上が30万円であれば、12万円を運用手数料として支払うこととなる。
賃貸物件を探すよりも簡単にAirbnbホストとなれるこのサービスは「一人でも多くの人にAirbnbホストになってもらいたい」、「ゲストとの交流の楽しさを感じてもらいたい」「Airbnb(民泊)物件の運用をもっと身近に」というコンセプトを元にしているとのことだ。
【参考サイト】Houstock
【参照リリース】家賃0円のAirbnb(民泊)用物件を探すことができるサービス『Houstock(ハウストック)』新規会員登録受付開始
(Livhubニュース編集部 平井 真理)


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