日本経済新聞が1月19日、オリックスの子会社で「ライオンズマンション」のブランドなどで知られる不動産大手の大京が、今年の春をめどに「民泊」事業に参入すると報道している。
同紙によると、大京は「国家戦略特区」の制度を活用して他の自治体に先がけて民泊を認める条例を制定し、今年の1月から条例の施行が始まっている東京都大田区を中心に展開する予定だという。初年度は約100戸の空き家を買い取って改装し、宿泊者を受け入れるとのことだ。
同報道を受け、大京の株価は4日ぶりに反発、19日13時時点では前日比5円高となる184円付近で推移している。
先日、民泊事業への参入を発表したアパマンショップに引き続き、不動産関連大手企業による民泊事業への参入が相次いでいる。今後の規制緩和の方向性を見定め、市場はこれらの動きを好材料視しているようだ。
【参照記事】大京が「民泊」参入 特区の東京・大田で16年春から
The following two tabs change content below.



最新記事 by Livhub 編集部 (全て見る)
- 富山市のホテル「リバーリトリート雅樂倶」伝統と新技術を取り入れ一部客室をリニューアルへ - 2023年3月7日
- 台湾の“昔ながら”を体験できる。山奥のビレッジ「台湾原住民族文化園区」 - 2023年2月21日
- 【3/2〜3/4】循環型経済・脱炭素の最先端事例を学び、サステナブル経営のアイデアを見つけるワーケーションin山梨 - 2023年2月14日
- 再エネで自給自足する町に泊まる。日本初の電力消費量実質ゼロ「ITOMACHI HOTEL 0」2023年春に開業予定 - 2023年1月30日
- より深く旅先を味わうために。オランダ発の人と文化をつなぐプライベートツアー会社「Withlocals」 - 2023年1月27日