Carstay株式会社は12月21日、2019年1月にリリース予定のシェアリングサービス「Carstay(カーステイ)」の提供開始にあたり、三井住友海上火災保険株式会社が提供する車中泊旅行者向けの「個人賠償責任保険」と車中泊事業者向けの「施設所有(管理)者賠償責任保険」に加入したことを公表した。
車中泊旅行者や車中泊事業者の万が一の事故に備え、車中泊保険へ加入することにより、「Carstay」にホスト登録して駐車場や空き地を提供する事業者と、ゲスト登録して車中泊する旅行者の双方に対し、より安心・安全なサービスを提供する。
まずホスト側は、提供する駐車場の管理不備によりゲストに怪我を負わせた場合やゲストが駐車場の物を壊した場合などのトラブルに備えることができる。また、ゲスト側に対応した個人賠償責任保険は、Carstay社と三井住友海上がオーダーメイドで開発した専用保険で、示談交渉サービスがセットされているため、ゲストが万が一のトラブルを起こした際も対応可能だ。
Carstay社は今回の取り組みの背景として、アウトドアレジャーの人気の高まりにより車中泊人口が増加する一方、社会問題化している道の駅や無料キャンプ場での車中泊・テント泊による騒音やゴミ等の問題を挙げている。同社は、それらのトラブルを防止するため、包括的な保険に加入し、車中泊自体をサービスとすることで、安心して駐車場を貸し出し、利用できるよう、サポート体制を整えたとしている。
なお、Carstayは2019年1月15日までの期間限定で「初期登録キャンペーン」を実施している。期間中に申し込むと、登録・翻訳・掲載費用が無料となり、さらに1月末にはホスト施設をプレスリリースでPRする特典を受けることができる。
車一台分のスペースで気軽に宿泊できる車中泊は、空き駐車場をはじめとした空き地やキャンプ場などですぐに導入可能だ。今後、注目されるシェアリングエコノミーの一つとして同サービスを含めた車中泊関連サービスがどのように発展していくのか、注目だ。
【サービスサイト】Carstay(カーステイ)
【登録ページ】Carstay|ホストになる
(Livhubニュース編集部)
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