オンライン旅行事業、訪日旅行事業とITオフショア開発事業を手掛ける株式会社エボラブルアジア(以下:エボラブルアジア)は1月25日、総合旅行サービスプラットフォームAirTrip(通称エアトリ)において民泊CtoCプラットフォームサービス「AirTrip民泊」を東京都大田区の「特区民泊」にて1月26日にプレオープンし、4月にグランドオープンする予定であることを公表した。
AirTripはエボラブルアジアが掲げる総合旅行サービスプラットフォームだ。「最もおトク」で「最も便利」なサービスをコンセプトとしており、第一弾では国内航空券予約サービスを提供開始した。そして、今回、第二弾として合法にこだわった民泊CtoCプラットフォームを開始する。これに先駆け、2016年12月に同社はシェアリングエコノミー協会へ入会し、準備を進めていた。
「AirTrip民泊」では、民泊と同時に移動手段の提供を行う。「日本人による日本人のための民泊サイト」を掲げており、そのコンセプトは、「法に則った物件のみの掲載」、「MADE IN JAPANの使いやすさ」、「旅行に不可欠な移動手段(航空券・新幹線)も同時に提供」だ。日本人でも簡単かつ快適に利用可能なサイトを構築することにより、旅行のみならず出張やイベント参加等でも民泊が一般的に利用されるように普及させる狙いである。将来的には「航空券+民泊」のパッケージ商品の提供や訪日外国人も利用できるよう多言語化を進めていく方針だ。
4月に予定しているグランドオープンでは、「航空券の検索機能」、「AirTripとの会員システム連動」、「AirTripとのポイントシステム連動」、「事前クレジットカード決済完備」、「柔軟にゲストを受け入れる仕組み・お友達紹介機能」、「非WEBプロモーション機能」、「オンライン領収書」、「自動PDF発行システム」、「自社HPからリンクを繋ぐだけで販売エンジンを利用可能なMySITEシステム」、「ホストの独自集客力も有効活用」を予定している。
物件数については、2018年に10,000件、2020年に30,000件の目標を掲げており、その動向が注目される。
【参照リリース】民泊CtoCプラットフォーム AirTrip(エアトリ)民泊 合法にこだわり東京都大田区「特区民泊」にてプレオープン
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
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