合同会社エアホスト(以下、エアホスト)は10月22日、同社が提供するタブレット型のセルフチェックインシステム「AirHost チェックインソリューション」が、株式会社ポリグロットリンクが提供する「テレビdeチェックイン」と連携し、24時間365日・リアルタイムで対応するビデオ通話による本人確認代行サービスの提供を開始したことを公表した。
「AirHost チェックインソリューション」は、宿泊施設向け管理ツール「AirHost PMS」と合わせて利用することで、住宅宿泊事業法・旅館業法等で求められる宿泊者名簿の収集・管理、本人確認をシステム上で管理でき、24時間365日、宿泊予約からチェックアウトまでを一括管理することができるサービスだ。
今回の連携により「AirHost チェックインソリューション」の利用者は、同サービスを通じて「テレビdeチェックイン」を追加利用することで、24時間体制のオペレーターによるビデオ通話での宿泊者の本人確認を実現できる。宿泊施設の地域によっては写真だけでなく、対面、または映像等で確実に確認できる方法により本人確認を行うことが義務付けられており、特に旅館業法においては対面と同等に本人確認を行うことができるかが重視されている中で、同サービスはICT機器での本人確認の「対面性」を担保するための代替手段として有効だ。
また宿泊事業者が「AirHost チェックインソリューション」を利用すると、「AirHost PMS」の自動メッセージ機能が宿泊者に対し事前チェックインの宿泊者名簿入力ページを送っているため、宿泊者はそれらの情報の入力を完了していれば、宿泊日当日にビデオ通話による本人確認を行うだけでスムーズに部屋に入室でき、宿泊客の満足度向上につながるメリットがある。
そのほか今回の連携と同時に「AirHost チェックインソリューション」には清掃業務の時間を効率化する「チェックアウト機能」も追加された。無人でのフロント営業を行っている宿泊施設はこれまでいつまで宿泊客が滞在しているかが不明確だったため、事前に指定したチェックアウト時間まで清掃業務が開始できないという課題があったが、チェックアウト機能の実装により、宿泊客がチェックアウトすると即時に「AirHost PMS」を通して担当の清掃員・清掃業社に自動通知されるようになり、スムーズに清掃業務に取り掛かることが可能となった。
エアホストは、旅館業法や民泊新法、特区民泊におけるフロント業務の負担軽減や無人化、利益の最大化を支援するため、引き続き「AirHost チェックインソリューション」のシステム開発を進めていく方針だ。
【関連ページ】エアホスト、民泊向け無人セルフチェックインシステム「AirHost チェックインソリューション」提供開始
【参照ページ】AirHost チェックインソリューション
【関連ページ】【民泊チェックイン・本人確認】テレビdeチェックイン
(Livhubニュース編集部)
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