民泊運営者向けのサービスを展開する株式会社デバイスエージェンシーは10月3日、海外からのインバウンド利用者の需要に対応した宿泊施設や民泊施設などの不安を解消する新しいアプリサービス「エアサポタッチ」を販売すると公表した。
エアサポタッチは、民泊施設の騒音や受付業務などの課題を解決し、効率のよい運用が期待できるサービスアプリだ。ゲストによる騒音やその他の災害への対策などを含んだ様々なサービスを月額3,980円で受けることができる。
主なサービスは、利用者が規定値を超え騒音を発生させるとアラームが鳴りゲストにも自動で警告すると同時にホストにはメールやSNS、電話で通知する「騒音計器・警告機能」。火災報知機と連動し火事が発生したことをいち早く知らせる「火災報知器」。利用者によってチェックイン・アウトの時間が変動する受付業務を自動化する「チェックイン・アウトの管理機能」である。これに加え、コールセンターやパスポートチェック、ゲストからのアンケート収集等のサービスを受けることができる。
使いやすさにこだわったシンプルなデザインや、英語・韓国語・中国語(簡体字/繁体字)・タイ語・ベトナム語・インドネシア語・日本語の8か国語に対応した多言語サポート、タブレット端末や火災警報器連動端末といった高性能機材の提供も特徴だ。
また、同社が提供する民泊に関するリネンなどのサービスへの申込みとともに費用が割安になるサービスの提供や、必要なサービスをカスタマイズできるのも便利だ。
訪日外国人のニーズが多様化する昨今、民泊の形もそれぞれであり、求めるサービスが物件によって違うのは当然のことだ。必要なサービスをピックアップしながら上手にサービスを利用できれば、より効率よくホストとしての役割を担うことができるだろう。
【参照リリース】民泊の不安を解消するサービス「エアサポタッチ」をリリース
【サービスページ】エアサポタッチ
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
最新記事 by 平井 真理 (全て見る)
- アソビシステム、Airbnb Japanと包括連携協定を締結。原宿カルチャーがAirbnbで体験できる - 2018年3月20日
- Airbnb、福岡で「体験」サービス開始。商店街活性化のモデルケース作りへ - 2018年3月20日
- 日本初クラウドホテル「SEKAI HOTEL」と民泊総合研究所、共同セミナー開催へ - 2017年7月11日
- Airbnb、全予約の14~27%が「おひとりさま」。「体験」を活用した1人旅が人気に - 2017年7月7日
- AMBITIONの特区民泊事業認定東京第2号物件、AirTripで予約販売開始 - 2017年7月7日