ここでは、2017年4月1日時点のBnB Insight最新データに基づいて、東京都の民泊・Airbnbの掲載件数や稼働状況などを簡単に分析、ご紹介していきます。
3月は民泊サイト最大手のAirbnbが東京で新機能「ガイドブック」を追加すると発表したほか、大手ワンルームデベロッパーのシノケングループが、東京大田区の民泊投資用アパートおよび投資用マンションの分譲を開始すると発表するなど、新法制定を前にしてかなり盛り上がりを見せています。また、東京都大田区の特区民泊件数も4月4日時点で33件を突破しており、順調な増加を見せています。
それではさっそく東京都の最新の民泊状況について見ていきましょう。
東京都のAirbnb掲載件数
2017年4月1日時点での東京都内の掲載件数は、前月比103%増となる16,639件でした。地区別に見ると、最も多いのが新宿区で3,553件、次いで渋谷区が2,167件、台東区が1,321件、港区が1,279件となっています。
掲載件数が100件以上の地域で前月比が一番高かったのは120.8%増となる足立区で268件、次いで板橋区が110.2%増となる239件、中野区が106.2%増となる551件、荒川区が105.9%増となる346件となっています。
東京都のAirbnbホスト数
2017年4月1日時点での東京都内のAirbnbホスト数は前月比101.7%増となる7,454名でした。地区別に見ると、最も多いのが新宿区で1,654名、次いで渋谷区で1,308名、港区が820名、台東区が690名となっています。
東京都のAirbnb稼働率
2017年3月の東京都のAirbnb稼働率は前月比2.3%増となる66.4%でした。地区別に見てみると、最も稼働率が高かったのは目黒区で75.5%、次いで渋谷区の74.6%、中央区の70.9%、港区の69.8%と続きます。
東京都の想定宿泊単価
2017年3月の東京都のAirbnbの想定宿泊単価は前月比432円増となる13,723円でした。地区別に見ると、最も想定宿泊単価が高かったのは中央区で16,366円、次いで港区の16,198円、千代田区の15,787円と続きます。
※想定宿泊単価の定義:BnB Insightでは、ホストが設定した宿泊料金に加え、追加人数設定および追加料金、そして清掃料金を加味したうえで想定宿泊単価を設定しています。そのため、全体的にAirbnbリスティングページの右上に記載されている宿泊料金よりも高くなる傾向があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?さらに詳細なデータについては、下記より最新版の東京都の地域別レポートをお求めください。Airbnb想定売上上位リスティングのURL一覧なども掲載しており、より具体的かつ詳細な分析ができるようになっています。
【転載元】BnB Insight「【最新版!2017年4月1日時点】東京都の民泊・Airbnb件数・稼働率・宿泊単価」
【参照サイト】BnB Insight
(Livhub 編集部)
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