ここでは、2017年4月1日時点のBnB Insight最新データに基づいて、大阪府の民泊・Airbnbの掲載件数や稼働状況などを簡単に分析、ご紹介していきます。
大阪では、3月にAirbnbが新機能「Trip」の対象地域に大阪を追加することを発表したほか、3月末には株式会社百戦錬磨が公益財団法人大阪観光局とオフィシャルパートナーシップ契約を締結し、「世界一安全安心な公認民泊の街」を目指すと公表するなど、盛り上がりを見せています。
特区民泊件数も4月4日時点で大阪府大阪市内が52件、大阪府大阪市外が5件と順調に増加を見せており、今後もさらに合法民泊物件が増加することが予想されます。
それではさっそく大阪府の最新の民泊状況について見ていきましょう。
大阪府のAirbnb掲載件数
2017年4月1日時点での大阪府の掲載件数は、前月比0.9%減となる12,019件でした。大阪市全体では11,393件、大阪市内を地区別に見てみると、最も多いのが大阪市中央区が4,157件、次いで大阪市浪速区が2,482件、大阪市西成区が895件となっています。
掲載件数が100件以上の地域で前月比が一番高かったのは107.6%増となる大阪市福島区で100件、次いで大阪市淀川区が104.4%増となる381件、大阪市天王寺区が103.9%増となる436件、大阪市阿倍野区が102.7%増となる118件となっています。
大阪府のAirbnbホスト数
2017年4月1日時点での大阪府のAirbnbホスト数は前月比101.2%増となる3,781名でした。大阪市全体では3,485名、大阪市内を地区別に見てみると、最も多いのが大阪市中央区で1,454名、次いで大阪市浪速区が1,068名、大阪市北区が338名となっています。
大阪府のAirbnb稼働率
2017年3月の大阪府のAirbnb稼働率は前月比2.8%減となる60.6%でした。大阪市全体では61.7%、大阪市内を地区別に見てみると、最も稼働率が高かったのは大阪市福島区の67.1%、次いで大阪市浪速区の66.3%、大阪市中央区の66.1%と続きます。
大阪府の想定宿泊単価
2017年3月の大阪府のAirbnbの想定宿泊単価は前月比98円減となる12,034円でした。大阪市全体では12,152円、次いで大阪市東成区の21,727円、大阪市天王寺区の15,064円と続きます。
※想定宿泊単価の定義:BnB Insightでは、ホストが設定した宿泊料金に加え、追加人数設定および追加料金、そして清掃料金を加味したうえで想定宿泊単価を設定しています。そのため、全体的にAirbnbリスティングページの右上に記載されている宿泊料金よりも高くなる傾向があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?さらに詳細なデータについては、下記より最新版の大阪府の地域別レポートをお求めください。Airbnb想定売上上位リスティングのURL一覧なども掲載しており、より具体的かつ詳細な分析ができるようになっています。
【転載元】BnB Insight「【最新版!2017年4月1日時点】大阪府の民泊・Airbnb件数・稼働率・宿泊単価」
【参照サイト】BnB Insight
(Livhub 編集部)


最新記事 by Livhub 編集部 (全て見る)
- “動物が遊びにくる”エコリゾートをアフリカに。空気から水を作るホテルが誕生へ - 2023年5月2日
- 疲れたらインナーピースを求めに寺へ。中国の若者にも人気な「寺泊」 - 2023年4月21日
- サステナビリティを体感しにヨーロッパへ!「サステナブル・シティ・ガイドブック」発売開始 - 2023年4月11日
- イギリス・フランス・オランダを巡る、欧州サーキュラーエコノミー視察ツアー【Beyond Circularity 2023】 - 2023年4月3日
- 富山市のホテル「リバーリトリート雅樂倶」伝統と新技術を取り入れ一部客室をリニューアルへ - 2023年3月7日