IoTデバイスの開発・製造等を手がける株式会社トランザスは、3月1日より安全な住宅宿泊事業法に準拠した「民泊向けオンラインチェックイン端末(SH8000)+スマートロック+ルームコントローラー(AIrux)」の導入と運用サービスを開始した。
同サービスでは、OTAのオンライン予約サイトからの予約情報がクラウドからチェックイン端末に配信され、チェックイン時の本人顔写真と、チェックイン端末でスキャンしたパスポート情報の顔写真とが照合され、自動で本人認証が行われる。認証に成功すると、スマートロックを開錠するスマートキーが発行され、チェックインが完了するという仕組みだ。
チェックイン時のトラブルにはヘルプデスクが対応する。チェックイン端末からヘルプデスクアイコンをタップすると、ヘルプデスクに接続され、ユーザーとの質疑応答が可能となる。
客室内では、ルームコントローラーによる照明、ルームキー、エアコン、TV、温度、湿度管理の一括コントロールができ、同システム導入により完全無人化のチェックイン、チェックアウトが可能となる。
同システムは、1台で民泊利用時の予約管理からゲスト滞在中の環境整備まで、IoTを活用したひと通りの機能を備えているため、個々のシステムを契約、管理する必要がない。すでに初期予約販売台数は完売しており、同社は現在増産を計画中だ。
(Livhubニュース編集部)


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