契約・決済ほかすべてをオンラインで完結できるマンスリーマンションサイト「KaguAruoo」掲載物件数700件突破

マンスリーマンションのプラットフォーム「KaguAruoo(カグアルー)」の掲載物件数が昨年3月のサービス開始以降、12月10日時点で600件を突破し、今年1月17日時点で701件まで伸びている。

カグアルーは物件掲載から、問い合わせ対応、賃貸契約、賃料決済までのすべてをオンラインで完結できるマンスリーマンションの掲載サイトだ。昨年6月15日に施行された住宅宿泊事業法では民泊の年間営業日数が180日以下と定められているため、180日を民泊として運用し、残りの日数をマンスリーマンションとして運用する「二毛作民泊」を行うオーナーの利用を見据え、昨年3月にリリースした。

マンスリーマンション用賃貸サイトの多くは検索のみであり、契約や手続きにおいては人の手を介したオフライン作業となることから、カグアルーでは、民泊サイトに慣れたオーナーが同じ感覚で使えるよう、すべてをオンラインで完結する仕組みとした。これにより、従来は契約時に必要だった煩雑な対面、書面契約、入金作業、電話対応などの煩雑なやり取りが不要となり、人件費削減にも貢献する。Airbnbをはじめとする民泊サイトのカレンダーやGoogleカレンダーとも同期できるため、ダブルブッキングを防いで物件の管理や清掃業者の手配を行うことができる。

実際に、KaguAruooで部屋を貸す手順は以下の通りだ。

  1. アカウント作成
  2. 部屋の登録
  3. 予約の承認と契約書の作成
  4. 賃料の受け取り
  5. 注意事項を確認して入居を迎える

1.アカウント作成

部屋の掲載にあたり、まずメールアドレス、身分証明書、銀行口座などを登録し「アカウント作成」をする。

2.部屋の登録

アカウントページに入り、ページ右上の「部屋を登録」ボタンから、部屋の写真のアップロードやカレンダーの設定を行う。部屋のスケジュールは他サイトともカレンダーで共有できるため、マルチプラットフォームでの運営が可能だ。

KaguAruooイメージ

3.予約の承認と契約書の作成

部屋を登録すると、次は、予約の承認と契約書の作成だ。部屋を借りたい人から滞在リクエストが届いたら、承認するか却下するかを決める。承認した場合は「賃貸借契約書」を作成し、入居希望者に送る。賃貸借契約書はサンプルも用意されており、アカウントページから作成することができる。

4.賃料の受け取り

そして、賃料を受け取る。入居者が賃貸借契約書に同意するとすぐ支払いが行われるため、入居後24時間以降に、オーナーが登録した銀行口座に賃料が振り込まれる。受取金額は、賃料・料金等決済額からカグアルーの事務手数料である賃料・料金等決済額の3.5%を引いた金額となる。

5.注意事項を確認して入居を迎える

入居を迎える際には、賃借人から連絡が入った場合には確認し、物件や滞在に関して伝えたいことがあれば賃借人にメッセージを送る。このようにカグアルーでは、マンスリーマンションの経営に必要な作業をすべてオンラインで完結することが可能だ。

特に、欧米を中心に海外から長期賃貸の問い合わせが増加しており、留学や転勤といった理由から、半年から1年の期間での賃貸を希望する入居者が増えている。一方で、ビザの発給緩和を背景に、海外からの賃貸需要が見込まれることから、不動産管理会社や仲介会社による物件掲載依頼が増加している。

ID・パスワードを登録し、プロフィールと身分証明書をアップロードすれば、最短数分で物件を掲載できる。掲載手数料は無料で、決済金額の3.5%を手数料とする成功報酬型だ。同サイトを利用することでさらなる収益化を図ってみてはいかがだろうか。

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(Livhubニュース編集部)

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