一棟貸しゲストハウスに特化したバケーションレンタル事業を手掛ける株式会社トマルバ(以下、トマルバ)は11月13日、株式会社クラウドワークス(以下、クラウドワークス)を引き受け先とした第三者割当増資による資金調達を実施したことを公表した。
調達資金は、トマルバの「Smart VR Pad」の開発強化、京都以外への事業拡大、サービスレベル向上のための組織強化に投資される見通しだ。トマルバはこれまでにB Dash Ventures株式会社が運営するファンド、投資ファンドのANRI、個人投資家から資金を調達しており、今回で調達総額8,300万円となった。
トマルバは日本の伝統家屋である町家や古民家を一棟貸しに特化した宿泊施設にリデザインし、インバウンド顧客をターゲットに集客を行っている。その際、ブランド設計、リフォーム、集客戦略、運営までワンストップで提供することを特徴としている。
これまでもオンラインの問い合わせ対応、電話対応などの一部はクラウドソーシングを活用しており、時差を利用し海外に住む個人に依頼するなどクラウドワークスとの親和性が高いことや、クラウドワークスの中期経営計画である「クラウド経済圏」構想に合致することなどから今回の調達につながった。
トマルバの現在の運営物件は19棟40部屋以上、2018年には京都府内に新たに15棟のプロデュース物件の開業を予定している。
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
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