スイッチエンターテイメント株式会社は10月2日、同社が運営する民泊物件向けの部屋の退去サービス「撤退太郎」と民泊物件向けの部屋の立ち上げサービス「立上花子」のサービス提供エリアに、新たに福岡エリアが加わったことを公表した。
民泊物件向けの部屋の退去サービス「撤退太郎」はワンルーム3万円からの料金で、民泊運用、撤退する物件の家具家電の撤去、ゴミ処理までを行うサービスだ。LINE公式アカウントからの問い合わせで撤去予定日の10日前までに発注すれば、1日で家具の全てを撤去するため、退去前日まで民泊の運営が可能だ。
一方の「立上花子」は、民泊物件向けの部屋の立上げサービスだ。ワンルーム10万円からの料金で、民泊運用に必要な家具家電や備品をセットで販売し、運搬設置まで一括して代行、プロのインテリアコーディネーターが部屋をデザインし、すぐに民泊運営が開始できる状態までセットアップする。
これまで展開していた「撤退太郎」と「立上花子」のサービス提供エリアは「関東エリア」が東京都、神奈川県北部エリア、「関西」が大阪、京都、奈良、神戸、滋賀であり、順次拡大予定だ。新たに加わった「福岡エリア」は主に福岡市内であるが、その他近辺地域も相談可能だという。
民泊の撤退も立ち上げも、出来ることなら安く、手早く行いたいが、コストを抑えるのは困難である上に面倒で煩雑な作業となる。住宅宿泊事業法(民泊新法)施行により、参入者の増加が見込まれる民泊事業であるだけに、撤退と立ち上げを低価格で行うサービスは参入者の心強い味方となりそうだ。
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
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