TEMAIRAZUシリーズとm2m Hotels、システム連携開始

比較.com株式会社は9月19日、同社が提供する「TEMAIRAZUシリーズ」と、matsuri technologies株式会社が提供する「m2m Hotels」のシステム連携を同日より開始したことを公表した。同連携により「TEMAIRAZUシリーズ」の従来のサービスである複数のオンライン宿泊予約サイトを一元管理できる機能と並行して「m2m Hotels」のAirbnb導入サポートサービスを提供する。

TEMAIRAZUシリーズは、宿泊予約サイトの一元管理や予約情報の高速取得、イールドマネジメント機能を備えたASPシステムだ。楽天トラベル、じゃらん.netなどの国内宿泊予約サイトやBooking.com、Airbnb、agodaなどの海外宿泊予約サイト、またはダイレクトイン、予約プロなどの同社ホームページ用宿泊予約システムなどに対応する。一方、m2m Hotelsは、国内宿泊予約サイトには掲載しているものの多言語への対応が困難であることを理由に海外サイトへの掲載に踏み切れないホテル・旅館などの施設に特化し、民泊市場に対応するホテル・旅館事業者向けにメッセージ管理や返信業務代行、登録物件管理のシステムを提供し、Airbnbへの掲載をサポートする。同提携ではこうしたAirbnb導入から業務のサポート、国内外宿泊予約サイトへの掲載までの一連の流れを一手に請け負う。これにより、宿泊施設運営者は販売チャネルの拡大と同時に一元管理が可能となり、稼働率アップや収益向上を効率的に図ることができるようになる。

同連携のキャンペーンとしてTEMAIRAZUシリーズを導入している宿泊施設の中から先着20施設限定で、民泊管理ツール「m2m Hotels」の利用料金を無料とするキャンペーンを9月19日から10月18日まで実施する。訪日客の宿泊需要は今後もさらなる増加が期待できる。これを機にキャンペーン対象となる事業者は利用を検討してみてはいかがだろうか。

(Livhubニュース編集部 平井 真理)

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