民泊・ホテル・旅館に特化したクラウドソーシングサービス「mister suite(ミスタースイート)」を展開する株式会社SQUEEZEは11月22日、第二弾のインフォグラフィックスとなる10月末時点の民泊動向を公表した。
日本での民泊利用者数を国籍別にみると、韓国、中国、アメリカの順に利用者が多く、上位10か国中、アジアの国は6か国であった。
全国の物件数は、5月末時点で35,334件、6月35,974件、7月36,643件と緩やかに伸び続け、10月には37,970件となった。
全国の稼働率は5月が45.4%であったが、その後伸び続け、繁盛期である8月には65%となった。9月には若干さがり、59.1%となったが、10月には盛り返し、61.4%となった。上半期の平均稼働率は約55%である。
大阪では物件数が上半期で約250件増加、上半期の平均稼働率は約60%、最も稼働率が高かったのは7月の66%と8月の63%であった。
東京では物件数が上半期で350件増加した。7月から9月にかけてやや減少する時期があったものの増加傾向にある。上半期の平均稼働率は48%であった。6月~7月の稼働率が50%と切ったものの、8月~10月は軒並み60%を超えている。
民泊の物件数増加については頭打ちしているとも言われているが、実際増加し続けているようだ。今後の動向に注目したい。
【参照リリース】10月末時点の民泊動向 インフォグラフィックス Vol.2
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
最新記事 by 平井 真理 (全て見る)
- アソビシステム、Airbnb Japanと包括連携協定を締結。原宿カルチャーがAirbnbで体験できる - 2018年3月20日
- Airbnb、福岡で「体験」サービス開始。商店街活性化のモデルケース作りへ - 2018年3月20日
- 日本初クラウドホテル「SEKAI HOTEL」と民泊総合研究所、共同セミナー開催へ - 2017年7月11日
- Airbnb、全予約の14~27%が「おひとりさま」。「体験」を活用した1人旅が人気に - 2017年7月7日
- AMBITIONの特区民泊事業認定東京第2号物件、AirTripで予約販売開始 - 2017年7月7日