ホテル関連事業会社のSHI、ホテル・民泊向け収益最適化サービス「BEST PRICE」提供開始

ホテルの建設・開発・運営事業を行う株式会社SHIは6月25日、ホテルおよび民泊の運営会社向けの収益最適化サービス「BEST PRICE」の提供を開始したことを公表した。

同社は現在、23棟622室のホテルを運営している。同サービスではそのノウハウを活かして独自に開発されたプライシングモデルをもつAIに、季節やイベント、過去データ、変化する市場等の要素を加え、需要と供給の状況に応じて価格を変動する「ダイナミックプライシング」を行う。さらに、クライアントの事業背景やコスト構造といった事業面の要素を考慮して収益を最大化するレベニューマネジメントの提供を目指す。

具体的に、スタンダードプランとして、1日単位で1年先までの価格を設定・更新する「プライシング」、季節要因を踏まえた「サイトコントローラー設定」、毎月の「レポート作成」を担う。さらにオプションで、各民泊サイトの管理、予約サイト掲載代行、楽天のカスタマイズページ作成、プランの作成・構築、コンテンツ改善、チャットによる相談対応、自社サイトの多言語化サービスを提供する。

スタンダードプランの料金は150,000円+(6,000円×部屋数)(税別)と設定されており、オプションは別途見積もりが必要だ。

民泊をはじめとする宿泊施設の価格設定は、物件の稼働率や収益を左右する重要な要素である一方、個人で適切な価格設定を細かく行うのは困難であることから、サイトコントローラーの利用や代行会社に委託するケースがみられる。実績ある事業者のサービスを利用し、収益の最大化を図りたい事業者は、同サービスの利用を検討してみてはいかがだろうか。

【公式サイト】BEST PRICE

(Livhubニュース編集部)