メトロエンジン、クラウド型マンスリーマンション管理ツール「マンスリーエンジン」提供開始。民泊ダッシュボードと連携可能

宿泊事業者向けのウェブシステム・サービスを開発するメトロエンジン株式会社は8月21日、クラウド型マンスリーマンション管理ツール「マンスリーエンジン」の提供を開始したことを公表した。

同ツールは、短期賃貸物件への入居募集ウェブページの自動作成からリクエスト・予約受付・契約までをワンストップで完結できるクラウドツールだ。運用にかかわる手間を大幅に削減し、業務効率化を実現する。

マンスリーエンジンの主な機能は、ウェブページの自動作成、カレンダー機能、リクエスト管理・予約管理、物件管理・価格管理、顧客管理、連携機能の6つだ。

また、同社が提供する民泊クラウド運営ツール「民泊ダッシュボード」と連携することで、Airbnbをはじめ複数の民泊サイトへ物件の掲載や同期が可能となる。これにより、次のマンスリー利用まで空いた期間を民泊として運営する「二毛作民泊」の運用に活用でき、物件収益の最大化を図ることができる。

6つの機能は以下の通り。

ウェブページ自動作成機能では、マンスリーエンジンに登録した情報をもとに入居者募集ウェブページが自動で作成できる。ページ内では物件検索、検索物件表示、物件詳細表示、予約申込が可能だ。

ウェブページ自動作成ページ

ウェブページ自動作成ページ

カレンダー機能では、日ごとの物件の状況をひと目で把握できる。部屋割り・販売ブロック・清掃日指定が直接できるほか、日別の物件状況表示、検索、部屋割り、販売ブロック認定、清掃日の指定が可能だ。

リクエスト管理・予約管理では、入居希望者からのリクエストや予約状況を一覧表示できる。契約書が自動で作成でき、電子署名を利用すると紙の契約書が不要となる。リクエスト一覧表示、検索、予約一覧表示、新規リクエスト登録、契約書自動作成、支払管理が利用できる。

物件管理・価格管理では、設備や所在地など物件に関連する情報を一元管理できる。物件ごとの予約履歴表示や、さまざまな料金プランや付帯料金を自由に登録可能だ。物件情報登録、検索、物件別予約一覧表示、料金プラン設定が利用できる。

顧客管理では、利用履歴のあるすべての顧客情報を自動で登録し、顧客ごとの詳細情報を一元管理できる。顧客一覧表示、検索、顧客情報詳細表示、利用履歴表示が利用できる。

連携機能では、民泊ダッシュボードと連携し、マンスリーエンジン上でAirbnbリスティングの登録や、物件・予約の同期ができる。ここではAirbnbリスティング登録、物件情報同期、予約情報同期が可能だ。

申込み後は、新規登録から2週間は無料トライアルが適用され、その後は初期費用無料、1物件あたり月額1,980円(税別)で利用できる。

これまで民泊を含む宿泊施設向けのサービスを展開してきたメトロエンジン社が、今回新たに、民泊とマンスリーの二毛作運営向けのサービスを開始した。同月16日には民泊ダッシュボードの値下げを公表しており、より導入しやすい価格設定となった。二毛作民泊運営を検討している事業者の方は、実際に機能を体験できる無料トライアルを検討してみてはいかがだろうか。

【公式サイト】マンスリーエンジン
【関連ページ】メトロエンジン、民泊ダッシュボードを値下げ。全機能を月額1,980円で利用可能に

(Livhubニュース編集部)

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