民泊・ホテル・旅館に特化したクラウドソーシングサービス「mister suite(ミスタースイート)」を展開する株式会社SQUEEZE(以下:SQUEEZE)は4月3日、民泊からマンスリーまで物件の短期貸しを一元管理できるクラウドツール「suitebook(スイートブック)β版」をリリースしたことを公表した。
SQUEEZEは「mister suite」において、ホテル・民泊・旅館といった宿泊事業に特化し、運用業務をタスクごとに専業の登録ユーザーとマッチングする効率的なクラウドソーシングサービスを提供してきたが、民泊・ホテル・旅館物件オーナーだけでなく不動産管理業者でも利用でき、特にマンスリー等の短期貸しの管理などにも使えるツールを開発した。
「suitebook」は、管理が煩雑になりがちなオペレーションから予約、契約、入金管理など、多くの工数が必要となり把握が難しい物件状況を一元管理するサービスだ。
β版では、「複数の民泊(Airbnb)アカウント管理」、「滞在・予約・清掃などのスケジュール一元管理」、「掃スタッフとのコミュニケーション一元管理」、「清掃完了レポートの確認」、「清掃スタッフ専用の管理画面(ホストとは別画面)」、「民泊サイト以外の予約情報追加」、「客室単価、売り止め設定」、「メッセージ自動送信機能」等の機能が利用可能であり、すべてをクラウド管理しているため、インターネット環境さえあればどこからでも物件を遠隔操作可能だ。作業の効率化を図ることで、入居者の満足度向上と収益改善も見込める。
β版は現在、無料で利用可能だ。短期貸しや民泊をすでに自社運営するホストはもちろん、これから短期貸し事業への参入を検討する法人にも手軽な新規参入が期待できるサービスだ。
【参照リリース】民泊からマンスリーまで物件の短期貸しを一元管理!クラウドツール「suitebook(スイートブック)」を株式会社SQUEEZEが本日リリース
【サービスサイト】suitebook
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
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