中国大手民泊仲介サイトの自在客(ZIZAIKE)は10月17日、民泊・ホテル・ゲストハウスの管理運営代行サービスの「AKIZERO (アキゼロ)」を提供する株式会社GRApPとオフィシャルパートナー契約を締結したことを公表した。
自在客は中国系民泊予約サイトの御三家の一つであり、全世界で約1万人のホスト、約5万室の民泊物件を提供している。最も提供物件の多い台湾においては、世界最大手のAirbnbを上回る勢いだ。また、日本においてすでに約1万5千室を超える物件を提供している。民泊代行サービスのAKIZEROは、かねて自在客を含む20サイト以上のマルチチャンネル運用をしており、大阪において運用物件数最多の運営代行サービスだという。月額9,800円から全国47都道府県に対応する。運営代行の他に、運用コストを抑えるための電力会社、火災保険、ネット回線の紹介等も行っている。
自在客に国内で最多数の物件を掲載、運営していることから、オフィシャルパートナー契約を締結することとなった。これを機に自在客では民泊物件の保有数のさらなる拡大を図る狙いだ。今後は中国旅行客のニーズに沿ったアクティビティや施設の企画を行っていく見通しで、自在客の保有する送客実績、データにおいても連携を図る。
(Livhubニュース編集部 平井 真理)


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