アプリではじめるアパート経営「TATERU(タテル)」の開発・運営を行う株式会社インベスターズクラウド(以下:インベスターズクラウド)の子会社である株式会社iVacationは1月12日、京都で民泊物件の運営を開始し、今後、町屋風民泊物件の量産化を図ると公表した。
インベスターズクラウドでは、2016年5月より、京都で当社初となる民泊第1号物件の開発に着手。同年12月に完成し、京都市の旅館業法の簡易宿所営業許可を受けた。その後、iVacationが運営するP2P型宿泊マッチングプラットフォーム「TATERU bnb」にて、同物件の宿泊予約の受付を開始した。
京都市における民泊の運営にあたっては他地域と比較して厳しい制限が存在する一方、京都市は平成24年に京町家の一棟貸しについて、宿泊施設の不足の解消を図るべく一部条例を改正し特例を設けるなど対策を行っている。京都市では独自の民泊を推進したい意向であるが、現状では宿泊需要に追い付かず、無許可民泊が横行している。
iVacationは民泊物件の開発を推進し、投資家への販売を行うべく、町屋風民泊物件の量産化を図る見通しだ。これにより、無許可民泊の抑止とともに京都独自の民泊の拡大が期待される。
【参照リリース】民泊プロジェクトの投資物件の完成、及び、販売開始!民泊IoTデバイス「TRIP PHONE」を活用した民泊運営をスタート TATERU bnbにて宿泊予約開始
【参照リリース】世界一の観光都市、京都市での民泊物件開発着手について
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
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