日本政府観光局(JNTO)は2月20日、2019年1月の訪日外客数推計値が前年同月比7.5%増の268万9千人となり、1月として過去最高を記録したことを公表した。
市場別では、豪州が単月として過去最高を記録し、中国、台湾、タイ、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、米国、英国、フランス、ドイツ、ロシア、スペインの14市場で1月として過去最高を記録した。特に中国、台湾は航空座席供給量が増加したことに加え、今年は旧正月(春節)が2月上旬となったことによる1月末の訪日需要の高まりもあり、前年同月比2桁増の高い伸びを記録した。また、豪州ではスキー、米国ではクルーズの需要が好調で、高い伸びを記録した。
国別では、東アジアは韓国77.9万人、中国75.4万人、台湾38.8万人、香港15.4万人で77.2%を占め、東南アジアとインドは、タイ9.3万人、シンガポール2.3万人、マレーシア3.1万人、インドネシア3.2万人、フィリピン3.6万人、ベトナム3.5万人、インド1.3万人で9.8%だった。欧米豪は、豪州8.1万人、米国10.3万人、カナダ2.2万人、英国2.2万人、フランス1.5万人、ドイツ1.1万人、イタリア0.6万人、ロシア0.6万人、スペイン0.4万人で10.1%だった。その他は7.9万人で2.9%だった。
【参照ページ】訪日外客数(2019年1月推計値)
(Livhubニュース編集部)


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